2018年4月17日火曜日

閉塞型無呼吸治療と本態性高血圧リスク 量依存関連性

 内科学会でも、SASって表現が跋扈しているが、英文論文でSASという表現をみることは極めて少ない。OSA、OSASなど閉塞型を強調した表現が多い。
SAS(サス)って言いたいだけで馬鹿晒してるだけにような気がするのだが・・・

治療抵抗性高血圧の原因として閉塞型無呼吸治療に関心 がむけられていることが結構なことだが、
酸素付加よりCPAPが良い(NEJM 2014: 370:2276-2285)とはいえ、さらに減量との組み合わせが有効(NEJM 2014: 370:2265-2275)とはいえ、治療抵抗性高血圧に関してCPAP療法で明確な効果があるとは言いがたい(Chest 2016 Mar 149(3) 747-755)


序文に書かれているのは、Wisconsin Sleep Cohort Study'WSCS)にて、REM睡眠中の閉塞型無呼吸と本態性高血圧の関連性( Sleep 2008; 31: 795-800 )


 6つの前向きコホートと1つの症例対照、サンプル総数6098
量反応メタ解析にて、高AHI値は、低AHI値に比べ本態性高血圧 リスク増加(オッズ比 (OR) 1.77 , 95%信頼区間 1.30-2.4) p=0.001


線形の量反応関係が、AHI 10イベント/時間毎、本態性高血圧リスク17%増加 (オッズ比 1.17 , 95% 信頼区間 1.07-1.27) p=0.001


非線型の量反応関係が、AHI値増加後と、本態性高血圧リスクで示された 


Relationship between obstructive sleep apnoea syndrome and essential hypertension: a dose–response meta-analysis
Wanyuan Xia, et al.
http://www.sleep-journal.com/article/S1389-9457(18)30091-1/fulltext
DOI: https://doi.org/10.1016/j.sleep.2018.03.016


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