NOAC(DOAC)の宣伝攻勢にうんざり 。 ワンパターンの“リアルワールド”なんちゃら
これもリアルワールドという不遜でふざけた見出しになっている(そもそも母集団を無視して、恣意的なグループの特定コホートなんだからリアルっておかしい! 住民統計指標や医療資源など周辺状況が母集団と類似という担保は、リアルワールドというなら必須)
といいながら、アドヒアランスと、ワーファリン・DOACの組み合わせでアウトカム評価
DOAC高アドヒアランス>ワーファリン高アドヒアランス>ワーファリン低アドヒアランス≧DOAC低アドヒアランス?
"Lower adherence direct oral anticoagulants use is associated with increased risk of thromboembolic events than warfarin - Understanding the real-world performance of systemic anticoagulation in atrial fibrillation"
Lakkireddy DR, et al
HRS 2018; Abstract B-LBCT02-03.
http://abstractsonline.com/pp8/#!/4554/presentation/7923
IBM Watson Health Market Scan database、観察コホート研究
CHA2DS2-VASc 0-1、transient AF、 抗凝固剤多目的利用、血小板減少・貧血は指標処方(ワーファリン、DOAC)ベースに層別化
2016年12月まで御アウトカムとしてTE(虚血性卒中あるいは全身性塞栓)、出血性卒中、大出血イベント。イベント発生率はワーファリン、DOACに対し、高アドヒアランス(日数カバー率80%超)、低アドヒアランス(日数カバー率40−80%)
Cox比例ハザードモデルを基礎的特性、合併症、抗凝固剤時間依存共役要素をアウトカムへのアドヒアランスの相関性検討のため組み入れ
ワーファリン 52,365名、4つのDOACs 67,6861
低アドヒアランス:ワーファリン 47% vs DOACs 31%
高アドヒアランス・ワーファリン症例に比べ高アドヒアランス・DOACは、血栓塞栓イベント 14%減少 ( p < 0.001)、低アドヒアランス・ワーファリンでは48%増加、低アドヒアランス・DOACでは69%増加 (p <0.001)
以下のグラフは生存率とっているのだが・・・
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