より攻撃的な強化治療がはやりだが・・・
Kaiser Permanente Southern California健康システム(2014-2015)横断研究において、高血圧治療個人レベルの大規模代表住民研究で、高血圧コントロール成功患者における低治療収縮期値患者での重度転倒・失神を評価
1-年windowにて、重度転倒と失神を、収縮期血圧(SBP) <110、≧ 110 mmHgで比較
Low Systolic Blood Pressure From Treatment and Association With Serious Falls/Syncope
John J. Sim, et al.
AJPM American Journal of Preventive Medicine. 2018;000(000):1 9
DOI: https://doi.org/10.1016/j.amepre.2018.05.026
降圧治療477,516名において、平均年齢 65(SD 13)歳、平均SBP 129(SD10)mmHg、 最小SBP < 110 mmHgは27%、平均SBP < 110 mmHgは3%
観察window中、重度転倒、失神、あるいは両方経験は 3.2%(15,419)
最小SBP < 110 mmHg 5.7%
平均SBP < 110 mmHg 5.4%
多変量ORs
重度転倒/失神 は、SBP ≧ 110と比較し
最小SBP < 110 mmHg 2.18 (95% CI=2.11, 2.25)
平均SBP < 110 mmHg 2.18 (95% CI=2.11, 2.25)
【結論】高血圧治療患者における、最小および平均SBP 110 mmHg未満と関連して重度転倒・失神関連性あり
強化降圧治療を強調するなら、治療関連低血圧も考慮すべき
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