2018年10月31日水曜日

電子タバコ二次喫煙で10歳代喘息悪化

学校ベースの横断研究によると、電子タバコや他のelectronic nicotine-delivery systems (ENDS) によるエアロゾルの二次喫煙は、10代の喘息発作リスク増加と関連



Secondhand exposure to aerosols from electronic nicotine delivery systems and asthma exacerbations among youth with asthma
Jennifer E. Bayly,  et. al.
DOI: https://doi.org/10.1016/j.chest.2018.10.005
https://journal.chestnet.org/article/S0012-3692(18)32584-4/fulltext

Florida Youth Tobacco Survey、喘息診断報告、1万2千名(11-17歳)
最近12ヶ月以内の喘息発作、住民統計指標、喫煙(シガー、シガレット)、hookah使用、ENDS使用、30日内二次喫煙、30日内ENDSエアロゾル暴露を含む

加重多変量ロジスティック回帰モデル共変量補正後、ENDSエアロゾル二次喫煙暴露と最近12ヶ月以内の喘息発作を共役要素補正後検討

多変量解析主要所見:
全体的に、12ヶ月内発作報告喘息 21%、ENDSエアロゾル二次喫煙暴露報告 33%

加重χ2検定で、 ENDSエアロゾル二次喫煙暴露は喘息発作報告と関連 (P <0 .01="" p="">
多変量ロジスティック回帰モデルでは、住民統計指標、個別たばこ使用、間接喫煙曝露補正後も、ENDSエアロゾル間接曝露と喘息増悪と有意相関示した(AOR 1.27; 95%CI 1.11-1.47)


多変量ロジスティック回帰モデルの結果、女性、非ヒスパニック系、現行タバコ使用、およびタバコ二次喫煙暴露(P <0 .05="" p="">
喘息悪化は、14-17歳(11-13歳)とヒスパニック/非ヒスパニック系黒人(非ヒスパニック系白人)では少ない(P <0 .05="" p="">


通常の喫煙と違い、燃えかす・燃えガスがないだけで、揮発性有機物質など気道炎症惹起性物質拡散している

従来の喫煙と同様、間接喫煙被害生じていることをお忘れ無く!


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