2018年11月28日水曜日

COPD急性増悪へのマクロライド効果あるも、クラリス効果無し? 

システマティック&メタアナリシス

結論は
予防的アジスロマイシン・エリスロマイシン治療はCOPD急性増悪頻度を期間依存的にその頻度を抑制する。しかし、長期マクロライド治療は副作用頻度増加し、マクロライド耐性増加をもたらす。将来的に、フォローアップを広げた大規模・良デザインのRCTが必要でベネフィットリスク比を同定すべき
なのだが・・・


クラリス結論から除外されてる

臨床的アウトカムとして急性増悪以外は微妙

Long-term macrolide treatment for the prevention of acute exacerbations in COPD: a systematic review and meta-analysis
International Journal of Chronic Obstructive Pulmonary Disease  Volume 13 Published 22 November 2018 Volume 2018:13 Pages 3813—3829
DOI https://doi.org/10.2147/COPD.S181246


11のRCTと一つの後顧的研究 2151例総数

長期マクロライド治療は1回以上の急性増悪症例総数を減少 (OR=0.40; 95% CI=0.24–0.65; P<0 .01="" 95="" ci="0.45–0.78;" p="" ratio="" risk="">
サブグループ研究で、アジスロマイシンとエリスロマイシン治療とも最小有効期間は6ヶ月間
加え、マクロライド治療はSGRTスコア改善する (P<0 .01="" nbsp="" p="">
入院頻度は治療群対照群で有意差認めず (P=0.50).

さらに、慢性的アジスロマイシン治療は副作用頻度増加  (P<0 .01="" p="">




クラリスは意味ないかも!


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