2018年12月17日月曜日

白米と2型糖尿病 シンガポール中華人では関連性認めないそうな・・・

白米は2型糖尿病悪化要素
White rice consumption and risk of type 2 diabetes: meta-analysis and systematic review
BMJ 2012; 344 doi: https://doi.org/10.1136/bmj.e1454 (Published 15 March 2012)



ところが 横断研究、シンガポール中華人の報告では、その関連性明らかではなかった。



Rice intake and risk of type 2 diabetes: the Singapore Chinese Health Study
Jowy Y. H. , et al.
European Journal of Nutrition 10, Dec. 2018 pp 1–12


目的:2型糖尿病(T2D)有病率はアジア人で増加。白米が主食(common staple food)で白米消費がT2Dリスク増加を示唆する報告もあるが、ライス、ヌードル、パン食が中国人種でT2Dリスクと相関するか

方法:シンガポール中国人、45,411 男女研究コホート( Singapore Chinese Health Study)、ベースライン45–74歳。ベースライン通常食を165-項目semi-quantitative food frequency questionnaireで検討。医師診断T2D自己報告2回インタビュー。


結果:11年間フォローアップ、 T2D発症 5207

食事摂食量ばらつき大きい;両端 5分位 236.5 g/日 vs 649.3g/日
しかし、米食はT2Dリスクと相関せず[5分位HR , 0.98 (95% CI 0.90, 1.08)]

但し、米の代わりの食品に正確なリスクは依存する
ライスの代わりにヌードル(麺類)へ置き換えるとHR 1.14 (95% CI 1.07, 1.22)と増加
同様、レッドミートだとHR 1.40 (95% CI 1.23, 1.60)、家禽類だとHR 1.37 (95% CI 1.18, 1.59)とT2Dリスク増加



米食の代わりに、パンだと HR 0.90  (95% CI 0.85, 0.94)、全粒パンだとHR 0.82 (95% CI 0.75, 0.90)というようにT2Dリスク減少



結論:中国民族にとって米の摂取量増加はT2Dリスク増加と相関せず
白米摂取多いヒトはT2DM予防のためには代替食品次第



discussionにもあるが、 麺類多食がめだつ民族らしい


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