2019年4月9日火曜日

食事代替法: Liquid Meal Replacementによる心血管リスク要素への効果

通常食にプラスして痩せると称する商品よりは合理性が遙かにあるだろう、”Meal Replacement”


食事代替品(MR)は、ビタミンやミネラルで強化されたタンパク質、炭水化物、脂肪を含む低カロリー飲料(シェイク)またはバーです。 シェイクはあらかじめ作られた形か粉でそしていろいろな味で利用できる。
MR製品は減量を促進し、体重管理を補助するために特別に配合されていますが、強度と活力を高めるのを助けるように設計されているものもあります。
これらの製品の栄養組成はブランド間で多少異なる場合があります。
https://www.diabetes.co.uk/diet/meal-replacement-diet-plans.html

”マイクロダイエット”とかあったと思うが・・・そんな感じかな?

論文序文

  • The use of liquid meal replacements within a structured dietary plan may offer a viable solution. Liquid meal replacements provide a mixture of carbohydrates, fat, and protein, along with added vitamins and minerals, in ready-to-drink form or powder formulas that require mixing. 

パウダーを含む飲料商品と記載

EASDを除きADA、カナダ・UKの臨床ガイドラインにはMeal replacement療法が記載されているとのこと
The American Diabetes Association, Diabetes Canada, and Diabetes UK clinical practice guidelines include recommendations for the use of meal replacements for diabetes management. However, the European Association for the Study of Diabetes (EASD) has not made any specific recommen- dations for the use of liquid meal replacements. 

日本のガイドラインはどうなのか・・・知らないが・・・



The Effect of Liquid Meal Replacements on Cardiometabolic Risk Factors in Overweight/Obese Individuals With Type 2 Diabetes: A Systematic Review and Meta-analysis of Randomized Controlled Trials
Jarvis C. Noronha, et al.
Diabetes Care 2019 Mar; dc182270.
https://doi.org/10.2337/dc18-2270


序文から
体系化された食事プラン内で流動食代替品を使用することは、実行可能な解決策を提供するかもしれません。 リキッドミールリプレイスメントは、添加されたビタミンやミネラルとともに、炭水化物、脂肪、タンパク質を、すぐに飲める形または混合を必要とする粉末処方で提供します。 それらは頻繁に毎日1つか2つの主要な食事を取り替えるのに使用され、目標とされた毎日のカロリー摂取量を達成するために食事の間または間に果物、野菜、そしてナッツで補われることが多い。




9つのトライアル(n=961 フォローアップ中央値 24週間)をクライテリア一致とした

差平均

  • 体重 22.37 kg (95% CI 23.30 to 21.44)
  • BMI 20.87 kg/m2 (21.31 to 20.42)
  • body fat 21.66% (22.17 to 21.15)
  • ウェスト径 22.24 cm (23.72 to 20.77)
  • HbA1c 20.43% (20.66 to 20.19) (24.7 mmol/mol [27.2 to 22.1])
  • 空腹時血糖 20.63 mmol/L (20.99 to 20.27)
  • 空腹時インスリン 211.83 pmol/L (223.11 to 20.54)
  • 収縮期血圧 24.97- mmHg (27.32 to 22.62)
  • 拡張期血圧 21.98 mmHg (23.05 to 20.91)


血中脂質への影響認めず




エビデンスの包括的確実性は低〜中等で、不正確性 and/or非一致性がその理由


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