2019年5月7日火曜日

米国FDA:日焼け止めの血中移行安全性懸念

米国FDFAは日焼け止め活性成分の全身吸収を 0.5 ng/mL未満とし、安全性懸念から全身発癌性、付加的に発生及び生殖研究を含む非臨床的毒性学評価なされるべきであるとしている。

生後6ヶ月齢から使用され生涯にわたりかなりの回数・相当量使用される。適度使用でも1日にグラム単位で使用されるが、その割に、全身暴露について知られていない。
低吸収率、例えば 0.1%出さえ 1日mg単位の吸収があり得る

US Food and Drug Administration (FDA) guidance
“Guidance for Industry: Nonprescription Sunscreen Drug Products Safety and Effectiveness Data” (sunscreen guidance) ”に記されたのは 0.5 ng/mL未満レベルで適正遂行毒性評価がその潜在的危険性について検討されてない。

有効成分(アボベンゾン、オキシベンゾン、オクトクリレン、およびエクアムスレール)の全身曝露評価目的


実際の商用的製品による予備的調査

最大使用条件下での日焼け止めの活性成分の最大血中濃度
24名の健康被検者のRCTで4つの商用利用可能な日焼け止め製品






Effect of Sunscreen Application Under Maximal Use Conditions on Plasma Concentration of Sunscreen Active Ingredients
A Randomized Clinical Trial
Murali K. Matta,  et al.
JAMA. Published online May 6, 2019. doi:10.1001/jama.2019.5586



最大血中濃度幾何平均(変動係数)として活性成分avobenzon は
2つのスプレー商品、1つのローション、一つのクリームで各々 4.0 (変動係数 60.9%), 3.4 (77.3%), 4.3 (46.1%), 1.8 (32.1%) ng/mL

oxybenzoneについて、スプレー1 209.6 ng/mL (66.8%)、spray 2  194.9 ng/mL, ローション  169.3 ng/mL (44.5%)

octocryleneについて、spray 1  2.9 ng/mL (102%) 、splay 2  1, 7.8 ng/mL (113.3%) 、ローション 5.7 ng/mL (66.3%) 、クリーム  5.7 ng/mL (47.1%)

ecamsuleについて、クリーム  1.5 ng/mL (166.1%)

day 1に4回使用後全商品で全身濃度 0.5 ng/mLを超えた



最も紫外線が気になる時期



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