2019年6月24日月曜日

高齢者スタチン:アドヒアランスと死亡率

高齢者スタチン・アドヒアランス傾向と高アドヒアランス関連決定因子の後顧的住民ベースコホート解析 スタチンアドヒアランスと全死亡率の関連性検討

南カリフォルニア地区の急性心筋梗塞入院、5629名の検討

スタチン治療高アドヒアランスは68.8%で報告、一部アドヒアランス 20.4%、アドヒアランス無し 10.8%

高アドヒアランスは男性、白人

観察期間 4.3±2.6年間、知見としては、高アドヒアランスは心筋梗塞後生存率改善と相関

CLINICAL INVESTIGATION Statin Adherence and Mortality in Patients Aged 80 Years and Older After Acute Myocardial Infarction
Journal of the American Geriatrics Society 00:1-5 ,2019
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1111/jgs.16037






後顧的研究であり、さらに徹底的に共役要素補正されてるか疑問が残るが、" This association may not have been due only to adherence to statins but to other related factors as well. "と結論づけされている。


高齢者スタチン治療の安全性と有効性
The Lancet — Armitage J, et al. | February 04, 2019
https://kaigyoi.blogspot.com/2019/03/blog-post.html
タチン治療は重大血管イベントに関しては年齢にかかわらず有意な減少効果を示すが、75歳超患者では、閉塞性血管疾患のエビデンスを有さない場合、ベネフィット直接エビデンス減少。今後この限界に関して将来トライアル検討


高齢者でもスタチン有効のサブグループとして“心筋梗塞既往”はその候補?



“スタチン全て無用である宗教”はやっぱりダメだろ

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