2020年2月5日水曜日

AKCEA-APO(a)-LRx 研究:Lp(a)へのアンチセンス治療臨床トライアル

アンチセンスオリゴヌクレオチド(antisense oligonucleotide: ASO)は特定の分子に特異的に作用する分子標的薬である。
ノンコーディングRNAなど相補的結合するオリゴヌクレオチドも生物学的機能の役割を果たしていることが判明してきているが、miRNAに相補的配列を有するいくつかのオリゴヌクレオチドはmiRNA阻害薬として利用されてきている。mRNAやpre-mRNA、miRNAなどの一本鎖RNAと配列特異的に二重鎖形成し、その阻害をするオリゴヌクレオチドはアンチセンス拡散と呼ばれることが多い。


ランダム化二重盲検プラシーボ対照化、dose-ranging trial
286名の心血管疾患を有する症例でLp(a) 60 m/dL以上症例


hepatocyte-directed antisense oligonucleotide AKCEA-APO(a)-LRx:APO(a)-LRx

Lipoprotein(a) Reduction in Persons with Cardiovascular Disease
Sotirios Tsimikas., et al., for the AKCEA-APO(a)-LRx Study Investigators
N Engl J Med 2020; 382:244-255
DOI: 10.1056/NEJMoa1905239
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1905239



これの解説記事



Antisense Therapy Promising in Heart Disease Subset
-Investigational drug reduces a genetic risk factor for heart disease in a dose-dependent manner
by Zeena Nackerdien PhD, CME Writer, MedPage Today January 31, 2020
https://www.medpagetoday.org/cardiology/dyslipidemia/84647?vpass=1

Lp(a)はLDL類似だが、一つのジスルフィド架橋によりアポ・リポ蛋白B100と結合
酸化リン脂質にとっての重大なリポ蛋白キャリアとなり、炎症促進、血管細胞の石灰化促進的


Lp(a)値は 治療目標値標準化されてないで検査施設ばらつきがある
< 30 mg/Lが一応正常値

ライフスタイル変容により影響されない

そのためmipomerseのようなantisense oligonucleotideは第2世代antisense apolipoprotein B合成阻害剤が疾患プロセスを非活性化し、Lp(a) 20%-50%減少したことは重要




Lp(a)のような介入しがたい、先天的リスク要素への介入にアンチセンス治療が有用途なれば・・・今後の臨床の展開が面白い

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