だが、豆腐ではその作用が発揮されるが、豆乳では発揮されない
考察から
豆乳では有意な関連は観察されなかったが、これは豆乳の方が消費量が少ないことと、今回の解析では追跡期間が短かったためと考えられる。豆腐と豆乳の栄養プロファイルの違いもまた、CHDリスクとの関連性の違いにつながる可能性がある。豆腐とは異なり、豆乳には砂糖、乳化剤、その他の成分が添加されている可能性があり、これがCHDリスクに対するイソフラボンの保護効果をある程度隠蔽している可能性がある。とのこと
納豆はどうなのだろう・・・
3つの米国男女の大規模前向きコホート研究でイソフラボンと豆腐が冠動脈疾患リスク低下と関連するという報告で、閉経前若年女性・ホルモン補充療法を用いてない閉経後女性では豆腐摂取が特に逆相関あり
豆腐のようなイソフラボン豊富な食品摂取は冠動脈疾患リスク低下をもたらし、豆腐のような大豆製品は重要な植物蛋白源で、冠動脈疾患予防に役立つ
Isoflavone Intake and the Risk of Coronary Heart Disease in US Men and Women: Results From 3 Prospective Cohort Studies
Le Ma, Gang Liu, et al.
Originally published 23 Mar 2020
https://doi.org/10.1161/CIRCULATIONAHA.119.041306
https://www.ahajournals.org/doi/abs/10.1161/CIRCULATIONAHA.119.041306
NHS (Nurses’ Health Study; 1984–2012) 女性 74 241名
NHSII (Nurses’ Health Study II; 1991–2013) 女性 94 233名
Health Professionals Follow-Up Study (1986–2012) 男性 42 226名
ベースラインで心血管疾患・がん認めない
食事データはvalidated food frequency questionnaireにて2-4年毎アップデート
非致死性心筋梗塞、冠動脈性心血管疾患死亡はカルテ、死亡診断書、他の医療文書補正
結果:これらコホートのうち、4,826,122人年フォローアップ中、CHD 8359発生
多変量補正解析にて、イソフラボン摂取はCHDと逆相関 (pooled hazard ratio [HR] 5分位両端比較: 0.87 [95% CI, 0.81–0.94]; P=0.008)
週1サービング以上 vs 未満比較で、豆乳ではみとめない( pooled HRs (95% CIs) 0.87 (0.69–1.10; P=0.41) )が、豆腐摂取で、CHDリスク逆相関( pooled HRs (95% CIs) of 0.82 (0.70–0.95; P=0.005))
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1> <1 br="" month.="" serving="">解析をさらに行うと、女性では、豆腐摂取における強い負の相関性は1>若年女性と閉経後女性のホルモン補充療法してない女性での主的働きが担っている (Pinteraction=0.002)
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