2020年9月1日火曜日

COPD;脊柱起立筋断面積と予後相関

日本からの論文なので紹介のみ


Associations of CT evaluations of antigravity muscles, emphysema and airway disease with longitudinal outcomes in patients with COPD

Naoya Tanabe, et al.

Thorax 

https://thorax.bmj.com/content/early/2020/08/30/thoraxjnl-2020-215085


複数の CT 指標は COPD 患者の疾患進行および死亡率と関連しているが,どの指標が最も強い関連性を持つかは確立されていない.この縦断的 10 年観察研究(n=247)では,CT 上の肺気腫の重症度が気流制限の進行とより密接に関連し,CT 上の脊柱起立筋断面積(ESMCSA)( cross-sectional area of erector spinae muscles (ESMCSA) on CT)の減少が他の CT 指標よりも死亡率とより密接に関連していることが,患者の人口統計学や肺機能とは無関係に示された.

ESMCSA は,COPD 患者の肺気腫や気道疾患よりも長期的な死亡率と密接に関連する有用な CT 指標である.

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フルテキスト観てないのだが、胸部CTで評価できればずいぶん助かる


 

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