脂質異常とCOVID-19の感染と重症度へのcausal effectをTwo-Sample Mendelian Randomization Studyで検討
Causal Associations Between Blood Lipids and COVID-19 Risk: A Two-Sample Mendelian Randomization Study
Kun Zhang, et al. 9 Sep 2021
https://doi.org/10.1161/ATVBAHA.121.316324
Arteriosclerosis, Thrombosis, and Vascular Biology. ;0:ATVBAHA.121.316324
https://www.ahajournals.org/doi/abs/10.1161/ATVBAHA.121.316324
コロナウイルス感染症2019(COVID-19)は、重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2を原因とする世界的なパンデミックです。COVID-19には脂質異常症が相関していることが報告されており、総コレステロール値、HDL-C(高密度リポタンパク質コレステロール)値、LDL-C(低密度リポタンパク質コレステロール)値などの血中脂質値は、病気の重症度と有意に関連していた。しかし、COVID-19における血中脂質の因果関係は明らかではない。
アプローチと結果
COVID-19の感受性と重症度に対する血中脂質の因果関係を調べるために、2標本のメンデリアンランダム化(MR)解析を行った。
UK Biobankの結果データ(症例1221例、対照4117例)を用いて、脂質異常症の潜在的な正の因果関係を観察した(オッズ比[OR]、1.27[95%CI、1.08-1.49]、P=3. 18×10-3)、総コレステロール(OR, 1.19 [95% CI, 1.07-1.32], P=8.54×10-4)、ApoB(アポリポタンパクB;OR, 1.18 [95% CI, 1.07-1.29], P=1.01×10-3)がCOVID-19感受性に及ぼす潜在的な正の因果関係を、Bonferroni correction後に確認した。
さらに、COVID-19感受性に対する総コレステロール(OR, 1.01 [95% CI, 1.00-1.02]、P=2.29×10-2)とApoB(OR, 1.01 [95% CI, 1.00-1.02]、P=2.22×10-2)の影響についても、host genetics initiativeのアウトカムデータ(症例14 134例、対照1 284 876例)を用いて確認した。
結論
結論として、総コレステロール値とApoB値が高いと、COVID-19の感染リスクが高まる可能性があることがわかった。
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