オミクロンは迅速抗原検査の感度低下を示すかもしれない | Naika Kaigyoi Blog 3rd. edition (sakura.ne.jp)
査読前論文なのでいつものごとく注意
オミクロン対応の迅速抗原検査開発市販急いで欲しいものだ
Rapid antigen tests show lower sensitivity for Omicron than for earlier SARS-CoV-2 variantsAnalytical sensitivity of seven SARS-CoV-2 antigen-detecting rapid tests for Omicron variant
SARS-CoV-2の迅速診断検査について
Rapid Diagnostic Testing for SARS-CoV-2 | NEJM
- 重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2型(SARS-CoV-2)感染を診断するために食品医薬品局が認可している迅速診断検査(RDT)は、遺伝子を検出する核酸増幅検査とSARS-CoV-2のタンパク質を検出する抗原ベースイムノアッセイのいずれかです。
- RDTは、コロナウイルス症2019(Covid-19)の症状を持つ人、およびCovid-19感染者の近親者または高リスクの感染の可能性がある環境にいた無症状の人への使用が承認されています。
- 症状のある人は、できるだけ早く検査を受け、検査結果を待つ間は隔離し、RDTが陰性の場合、特に検査前の感染確率が高い場合は再検査を検討する必要があります。
- SARS-CoV-2に感染したことがある無症状の人は、感染後5日から7日後に検査を受け、RDTが陰性の場合は2日後に再検査を受けるべきである。
- SARS-CoV-2に感染していることが分かっている人で、ワクチンを接種していない人は、検査結果を待つ間隔離する必要があり、陽性反応が出た人は隔離し、医療機関または公衆衛生部門に連絡し、身近な人に感染について知らせる必要があります。
RDTの中には主要なウイルスの変種を良好に検出できるものもありますが 、ほとんどのフィールドベースの検証研究はデルタとオミクロンの変種が出現する前に実施されました。抗原を用いたRDTは表面タンパク質(主にヌクレオキャプシド)上のエピトープを検出するため、その性能は単一のゲノム変異よりもタンパク質の構造と確認に大きく依存します。しかしながら、唾液を用いた検査を含む分子および抗原ベースのRDTが、懸念される新たな変異体を検出する性能を評価するための臨床研究が緊急に必要である。また、ワクチン接種者(ブースターワクチン接種の有無にかかわらず)のブレークスルー感染に関するこれらの検査の性能を評価する研究も必要である。
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