quadrant : しょうげん‐ぎ〔シヤウゲン‐〕【象限儀】 の解説
18世紀の終わりごろまで天体の高度観測に用いられた器械。円周の4分の1の目盛り環に0度から90度を目盛り、これに円の中心を通る照準尺を取り付け、回転できるようにしたもの。四分儀。
“できる” or “やってるか”ということだが、後者の方が尊いと考えがちだが、
COPD患者の死亡予後に関して、やることより能力次第ということになる。
- 6分間歩行距離:身体能力(「can do」)
- 身体活動量:加速度計:身体活動(「do do」)
2つの軸と死亡予後を評価
“Can do, do do” quadrants and 6-year all-cause mortality in patients with COPD
Anouk W. Vaes, et al.
CHEST, journal, Published:January 10, 2022
DOI:https://doi.org/10.1016/j.chest.2021.12.657
背景
身体能力(「can do」)と身体活動(「do do」)はCOPDの予後指標であり、COPD患者を4つの排他的サブグループ(いわゆる「can do, do do」quadrant:以下、 「象限」)に細分化するのに使用されることがある。この概念は、COPD患者の全死亡率に対する身体能力および身体活動の影響をよりよく理解するために有用であると考えられる。
研究課題
COPD患者の "can do, do do "象限における6年間の全死亡リスクはどの程度か?
研究デザインおよび方法
このレトロスペクティブ研究は、初診の外来受診時に総合評価を受けたCOPD患者のデータを用いた。身体能力は6分間歩行距離で、身体活動量は加速度計で評価した(歩数/日)。全死因死亡データは市町村個人記録データベースから入手した。受信者動作特性曲線を用いて、6年間の全死亡を予測するための身体能力および身体活動量の閾値を決定した。得られた閾値を用いて、男性患者と女性患者を4つの「できる、できる」quadrantに分けた。
結果
829名の患者データを解析に使用した。6年死亡率に対する最良の判別値は、男性では404mと4125歩/日、女性では394mと4005歩/日であった。中央値(IQR)55(37-71)ヵ月の追跡期間中に、129(15.6%)の患者が死亡した。
確立した予後因子補正後、"can do, don't do" quadrant 及び "can do, do do"quadrantは、"can't do, don't do" quadrantに比べ有意に死亡リスク低下 : 男性:HR (95%CI): 0.36 (0.14-0.93) と 0.24 (0.09-0.61) 、女性:0.37 (0.38-0.99) と 0.29 (0.10-0.87)
“can’t do, do do” と “can’t do, don’t do” quadrantの有意差認めず
解釈
身体能力が保たれているCOPD患者は、身体能力が低下している患者と比較して、身体活動レベルに関係なく、6年死亡リスクが有意に低いようである。
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薬物療法では
呼吸理学療法を含めトレーニングで6分間歩行距離評価の能力改善することが可能かどうかが鍵になりそう。
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