2022年7月21日木曜日

years of life lost (YLL):多種評価すべきとの仰せ

 生存曲線などのtime-to-event分析はあくまで相対的なもの

絶対的差が無視されたりする可能性や相対的な評価で過大評価もあり得る

、様々な指標(相対的および絶対的)を提示することで、公衆衛生との関連性という点でより広い視野で評価する必要がある

・・・ということで”years of life lost (YLL)': https://www.who.int/data/gho/indicator-metadata-registry/imr-details/159、日本語訳はググったところ固定してないようだが・・・

遺失生命年数だろうか?


本文中にそれぞれYLL手法のソフトウェア紹介がなされている


Estimates of years of life lost depended on the method used: tutorial and comparative investigation

Yogini V. Chudasama, et al.

Open AccessPublished:June 23, 2022D

OI:https://doi.org/10.1016/j.jclinepi.2022.06.012

REVIEW ARTICLE| VOLUME 150, P42-50, OCTOBER 01, 2022

https://www.jclinepi.com/article/S0895-4356(22)00163-9/fulltext


【目的】このレビューは、years of life lost (YLL)を推定するための主要な方法を要約し、その違いと現在のソフトウェアでの実装方法を強調し、実際の例でそれらを適用することを目的としています。

【研究デザインと設定】一般的なYLL手法である、(1)Years of potential life lost :潜在的損失年数(YPLL)、(2)Global Burden of Disease (GBD) :世界疾病負担(GBD)アプローチ、(3)生命表、(4)ポアソン回帰、(5) Flexible parametric Royston-Parmar regressionを検討。UK Biobankのデータを使用し、多疾病を例とした。

【結果】YPLL法とGBD法では、解析手順により、各グループ(多疾病患者あり、なし)の平均YLLとその差しか定量化できない。逆に、他の方法では、各グループ内の余命とYLLの両方を推定することができる。65歳時点において、生命表法、ポアソン回帰法、ロイストン・パーマー回帰法では、多疾病の有無によるYLLはそれぞれ1.8年、1.2年、2.7年となり、YPLLとGBD法では-0.73年と-0.05年であった。

【結論】YLL を推定するための様々な手法を選択する際、研究者は研究の目的、利用可能なデータの種類、モデルの柔軟性を考慮する必要がある

www.DeepL.com/Translator(無料版)で翻訳しました。



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