2012年5月8日火曜日

A群溶連菌性咽頭炎判断:Centor/McIsaacスコア

単に、臨床スコアの判断の信頼確認ではなく、 小売チェーンでの咽頭痛リスク評価は十分信頼できるという主張で、咽頭痛を訴える患者でのスコア比率調査で、妥当な結果が得られたという報告。


Large-Scale Validation of the Centor and McIsaac Scores to Predict Group A
Streptococcal Pharyngitis
     Andrew M. Fine; Victor Nizet; Kenneth D. Mandl
     Arch Intern Med Published online May 7, 2012.
     doi:10.1001/archinternmed.2012.950
     http://archinte.ama-assn.org/cgi/content/abstract/archinternmed.2012.950?etoc

3歳以上の206870名の咽頭痛訴える患者でデータ収集。


メインアウトカムは、GAS咽頭炎陽性患者比率(Centor スコア 、 McIsaac スコア 0-4)

15歳以上 
GAS陽性23%(95%CI、22%-23%)
Centor score 0   7% (95% CI, 7%-8%) 
Centor score 1  12% (95% CI, 11%-12%) 
Centor score 2  21% (95% CI, 21%-22%)
Centor score 3  38% (95% CI, 38%-39%)
Centor score 4  57% (95% CI, 56%-58%)



3歳以上
GAS陽性 27%(95%CI、27%-27%)
McIsaac score 0  8% (95% CI, 8%-9%) 
McIsaac score 1 14% (95% CI, 13%-14%
McIsaac score 2 23% (95% CI, 23%-23%) 
McIsaac score 3 37% (95% CI, 37%-37%) 
McIsaac score 4 55% (95% CI, 55%-56%)






 http://www.parkhurstexchange.com/files/images/features/2007/clint_sep07_tables_figure.pdf

 
 http://www.mumj.org/Issues/v8_2011/articles/v8_16.pdf

反社会性人格障害:サイコパシーの有無は、脳の灰白質構造に違いが存在

反社会性人格障害(Anti-social Personality Disorder:ASPD)犯罪者において、精神病質(psychopathy)の有無で、脳の灰白質(GM)構造差が存在する




ASPDP(精神病質ありのASPD)は、ASPDP(精神病質なしのASPD)とは脳の構造が異なるのである。前者は正常者とも異なる。


The Antisocial Brain: Psychopathy Matters
A Structural MRI Investigation of Antisocial Male Violent Offenders
Sarah Gregory, et. al.
Arch Gen Psychiatry. Published online May 7, 2012. doi:10.1001/archgenpsychiatry.2012.222
横断的症例対照構成的MRI研究

英国ロンドンインナーシティー保護観察サービス及び神経画像研究ユニット

66名を検討
・ASPD+P:17名の暴力犯罪者
・ASPD-P:27名の暴力犯罪者
・22名の健康非犯罪者

ASPD-P犯罪者および非犯罪者に比べ、ASPD+P犯罪者は、前吻側前頭前野:anterior rostral prefrontal cortex (Brodmann area 10) 、側頭極:temporal pole (Brodmann area 20/38)のGM容積減少

この減少は、薬物使用疾患は寄与せず。

ASPD-P犯罪者は、GM容積としては、非犯罪者と同等。


結論:共感プロセシング、道徳的推論、罪悪感や羞恥心などの向社会的感情のプロセシングにかかわる灰白質がpsychopathyにおける社会的行動の重大異常に関係している。

psychopathyが異なる発現型を示すエビデンスに、psychopathyの有無で常習的暴力犯罪男性における脳の構造差があることがエビデンスが加えられた。この知見は、持続的な暴力行為の病因研究を促進することになるだろう。


暴力的犯罪者の中に、小グループだが、常習性犯罪ASPD男性が存在する。多くは真の精神病質を有さないが、情緒的不安定、衝動性、感情・不安疾患レベルとして高度であり、脅威や降らす手レーション感覚に敏感で攻撃的な手段を用いる。この状況の1/3にASPD+Pが存在し、共感や自責の情に乏しく、ほしいがままに計画化した攻撃・犯罪を行う。ASPD+Pでは脳の構造異常をともなうことが明らかになったことは画期的とのこと。

2012年5月7日月曜日

医療支出:日本先進工業国中最小、米国最高 ・・・ 意図的に行政がコスト抑制している日本

日本国内の評判とは違い、外国から観れば、日本の医療費は抑制され、そして成功しているように見えるようだ。

医療費の自然増を意図的に行政が抑制させている。

臨床的イベント減少効果や真のニーズやを正当に評価されているなら、日本の行政コントロール施策は正しいだろうが、役人が勝手にきめつける医療行政が跋扈する日本。

私には、日本の医療制度が最善とは思えない。すべてのしわ寄せは、現場にいっていると感じる。




日本の医療支出は先進工業国で最少、最高は米国 米調査
2012年05月06日 15:33 発信地:ワシントンD.C./米国
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2875856/8890888

調査の結果、米国では2009年、1人あたりの医療支出が8000ドル(約64万円)近くに達した。一方、最も少なかった日本では2008年、1人あたり の医療関連支出は2878ドル(約23万円)だった。国内総生産(GDP)に対する医療支出の割合は、2009年の米国では17%以上だったが、日本では 9%にも満たなかった。

報告書は、日本が出来高払い制を採用しつつも、専門医や病院、さらにはMRI(磁気共鳴画像装置)やCTスキャナー(コンピューター断層撮影装置)の利 用も制限されていないことに触れ、医療サービスの利用制限によりコストを抑えるのではなく、政府が割り当てる予算内に医療支出が収まるよう医療費を設定し ているとした。

これとは対照的に、米国では高額な治療費と容易に利用できる医療技術、さらには肥満のまん延から医療支出が増えているという。


英語版:
US health care spending highest, Japan lowest: study
(AFP)
http://news.yahoo.com/us-health-care-spending-highest-japan-lowest-study-200153510.html



U.S. spends $7,960 a person on healthcare
Read more: http://www.upi.com/Health_News/2012/05/04/US-spends-7960-a-person-on-healthcare/UPI-69561336169849/#ixzz1u9qd7Ixz

google news:https://news.google.co.jp/news/story?hl=en&gl=us&q=David+Squires&um=1&ie=UTF-8&ncl=dC3p042y6-YXqpMvOe_q-ghrc5GoM&ei=gFmnT-PCKO-JmQXv7MThBA&sa=X&oi=news_result&ct=more-results&resnum=2&ved=0CDAQqgIwAQ




ジョギング:寿命延長 男性6.2年、女性5.6年 でも、週1時間~2.5時間が最適



EuroPRevent2012 meeting, (2012年5月3-5日、 Dublin, Ireland)

"Assessing prognosis: a glimpse of the future." Symposium: Saturday May 5, 9.15 am to 10.15 am. Liffey B Lecture Room. P. Schnohr, Jogging-healthy or hazard?

 情報ソース:http://www.eurekalert.org/pub_releases/2012-05/esoc-rjs050212.php

 Copenhagen City Heart study による最新のデータにて、定期的なジョギングにて 男性6.2年、女性5.6年余命延長をもたらすことを発表。これは、ESC支部である、European Association for Cardiovascular Prevention and Rehabilitation (EACPR)とともに共同開催された会合での発表。


ジョギングは、健康的、あるいは有害か?その、エビデンスをレビューし、週1時間から2.5時間のジョギングペースはが生命予後のために最適。
 ベネフィットを享受するためにはさほどの努力は必要としないというgood newsであると、Schnohr(Copenhagen City Heart Studyのチーフ)。





1970年代に始まった中年男性のジョギングに関わる論争、ランニング開始後死亡報告後、ジョギングは一般にはあまりに強い運動強度なのではないかという疑念。 

Copenhagen City Heart studyは、1976年開始、2万名の20-93歳の男女の前向き心血管住民研究で、750もの論文発表がなされた、心不全、肺疾患、アレルギー、てんかん、認知症、睡眠時無呼吸、遺伝などに及ぶ研究がなされた。今回は、寿命と運動と他の要素についての検討。

ジョギングに関するサブ研究で、男性1116名、女性762名のジョガーの死亡率を非ジョガーと比較。


歳代35年間に及ぶフォローアップで、非ジョガー 10158、ジョガー 122名の死亡
分析によると、死亡リスクは男性ジョガーで44%減少(年齢補正ハザード比 0.56)、女性ジョガーで44%減少(年齢補正ハザード比 0.56)
 データではジョギングは男性6.2年、女性5.6年生存ベネフィットを認める。

運動量調査による検討ではU字カーブの、time spent excercisingと死亡率の関連が認められた。

週1~2.5時間 、2-3セッションが最良のベネフィットをもたらす。

アルコール摂取との関係に類似し、非ジョガー、運動しすぎの人に比べ、指摘運動量のジョギングは、死亡率は低下する。


noteへ実験的移行

禁煙はお早めに! 米国における人種・民族・性別による喫煙・禁煙での死亡率相違|Makisey|note 日常生活内の小さな身体活動の積み重ねが健康ベネフィットをもたらす:VILPA|Makisey|note