日本惨敗してから、むしろ楽しく、サッカー・ワールドカップ観戦できるようになった。
スポーツ震盪らしきシーンが、今朝の試合でもあった。
ワールドカップクラスなら、訓練された胃専門家の医学判断が下されているのだろうが・・・
Legal and ethical implications in the evaluation and management of sports-related concussion
Matthew P. Kirschen,et. al.
Neurology Published online before print July 9, 2014,
doi: 10.1212/WNL.0000000000000613
Neurology 10.1212/WNL.0000000000000613
http://www.neurology.org/content/early/2014/07/09/WNL.0000000000000613.full.pdf+html
2014年7月10日木曜日
2014年7月9日水曜日
禁煙治療: バレニクリン+ニコチン置換療法併用は有効
ランダム化盲検プラシーボ対照臨床トライアル(12週間治療期間+フォローアップ12週間)
南アフリカ7センターの研究
目標禁煙日(TQD)2週間前に、ニコチンor プラシーボパッチ を開始、同治療を12週間継続
バレニクリンは、TQD1週間前に開始し、12週施行し、13週目でtaper off
主要測定項目は、4週間呼気CO濃度で、9から12週禁煙継続されているかどうか
Efficacy of Varenicline Combined With Nicotine Replacement Therapy vs Varenicline Alone for Smoking CessationA Randomized Clinical Trial
Coenraad F. N. Koegelenberg, et. al.
JAMA. 2014;312(2):155-161. doi:10.1001/jama.2014.7195.
12週目の継続禁煙率は、 55.4% vs 40.9%; オッズ比 [OR], 1.85; 95% CI, 1.19-2.89; P = .007)
24週目の継続禁煙率は、 49.0% vs 32.6%; OR, 1.98; 95% CI, 1.25-3.14; P = .004)
6ヶ月目のポイント禁煙率は、 65.1% vs 46.7%; OR, 2.13; 95% CI, 1.32-3.43; P = .002
併用治療群で、吐き気、睡眠障害、皮膚副作用、便秘、うつ発生が数滴に多く、統計学的有意差があったのは皮膚反応のみ (14.4% vs 7.8%; P = .03)
バレニクリン単独では、異常夢、頭痛が多い。
南アフリカ7センターの研究
目標禁煙日(TQD)2週間前に、ニコチンor プラシーボパッチ を開始、同治療を12週間継続
バレニクリンは、TQD1週間前に開始し、12週施行し、13週目でtaper off
主要測定項目は、4週間呼気CO濃度で、9から12週禁煙継続されているかどうか
Efficacy of Varenicline Combined With Nicotine Replacement Therapy vs Varenicline Alone for Smoking CessationA Randomized Clinical Trial
Coenraad F. N. Koegelenberg, et. al.
JAMA. 2014;312(2):155-161. doi:10.1001/jama.2014.7195.
12週目の継続禁煙率は、 55.4% vs 40.9%; オッズ比 [OR], 1.85; 95% CI, 1.19-2.89; P = .007)
24週目の継続禁煙率は、 49.0% vs 32.6%; OR, 1.98; 95% CI, 1.25-3.14; P = .004)
6ヶ月目のポイント禁煙率は、 65.1% vs 46.7%; OR, 2.13; 95% CI, 1.32-3.43; P = .002
併用治療群で、吐き気、睡眠障害、皮膚副作用、便秘、うつ発生が数滴に多く、統計学的有意差があったのは皮膚反応のみ (14.4% vs 7.8%; P = .03)
バレニクリン単独では、異常夢、頭痛が多い。
2014年7月8日火曜日
認知症発症予測血液検査
1千名超の対照研究で、10種の蛋白にて87%の正確性をもって認知症開始を推定可能に
http://www.express.co.uk/news/uk/487435/Dementia-breakthrough-Pioneering-blood-test-gives-warning-of-Alzheimer-s
http://www.bbc.com/news/health-28198510
以下の報告は13蛋白で、AUC面積 0.70だったから向上されたようだ。
AD 331名、対照 211名、MCI 149名にて、アルツハイマー病のバイオマーカー候補1001の蛋白を検討
例えば
・prostate-specific antigen complexed to α1-antichymotrypsin (AD diagnosis)
・pancreatic prohormone (AD diagnosis, left entorhinal cortex atrophy, and left hippocampus atrophy)
・clusterin (rate of cognitive decline)
・fetuin B (left entorhinal atrophy)
13の蛋白にて、AD予測 AUC 0.70
Alzheimer's disease biomarker discovery using SOMAscan multiplexed protein technology
Alzheimer's & Dementia: The Journal of the Alzheimer's Association
doi:10.1016/j.jalz.2013.09.016
http://www.express.co.uk/news/uk/487435/Dementia-breakthrough-Pioneering-blood-test-gives-warning-of-Alzheimer-s
http://www.bbc.com/news/health-28198510
以下の報告は13蛋白で、AUC面積 0.70だったから向上されたようだ。
AD 331名、対照 211名、MCI 149名にて、アルツハイマー病のバイオマーカー候補1001の蛋白を検討
例えば
・prostate-specific antigen complexed to α1-antichymotrypsin (AD diagnosis)
・pancreatic prohormone (AD diagnosis, left entorhinal cortex atrophy, and left hippocampus atrophy)
・clusterin (rate of cognitive decline)
・fetuin B (left entorhinal atrophy)
13の蛋白にて、AD予測 AUC 0.70
Alzheimer's disease biomarker discovery using SOMAscan multiplexed protein technology
Alzheimer's & Dementia: The Journal of the Alzheimer's Association
doi:10.1016/j.jalz.2013.09.016
内蔵肥満はCOPD発症リスク増加、ヒップ径大ほど・身体活動高いほどCOPD発症リスク減少
一見、意外な気がする、内蔵肥満に相当するウェスト径大ほど、ウェスト/ヒップ比大ほど、COPD発症と正相関。ヒップでかいほど、身体活動性高いほど、COPD発症少ない。
Body size and physical activity in relation to incidence of chronic obstructive pulmonary disease
Gundula Behrens,et. al.
CMAJ July 7, 2014 First published July 7, 2014, doi: 10.1503/cmaj.140025
肥満と身体活動性の不足と、COPDリスク増加の関連性はエビデンス欠如
113,279名のNational Institutes of Health–AARP Diet and Health StudyのCOPD診断なしのベースライン(1995-1996)のデータ推定
COPD発症は、BMI 35以上、18.5未満ともにリスク増加。
しかし、ウェスト径補正後、体重減少のみがCOPDと正の相関 (RR 1.56, 95% CI 1.15–2.11)
ウェスト径大きいほど、ウェスト/ヒップ比大ほど、COPD発症と正相関 (RR 1.72, 95% CI 1.37–2.16、 1.46, 95% CI 1.23–1.73)。
逆に、ヒップ径と身体活動は、COPD発症と 逆相関 (RR 0.78, 95% CI 0.62–0.98、0.71, 95% CI 0.63–0.79)
COPD発症機転に、内臓脂肪が関連する可能性があるわけで、今後、予防介入のトライアル必要ってわけか
Body size and physical activity in relation to incidence of chronic obstructive pulmonary disease
Gundula Behrens,et. al.
CMAJ July 7, 2014 First published July 7, 2014, doi: 10.1503/cmaj.140025
肥満と身体活動性の不足と、COPDリスク増加の関連性はエビデンス欠如
113,279名のNational Institutes of Health–AARP Diet and Health StudyのCOPD診断なしのベースライン(1995-1996)のデータ推定
COPD発症は、BMI 35以上、18.5未満ともにリスク増加。
しかし、ウェスト径補正後、体重減少のみがCOPDと正の相関 (RR 1.56, 95% CI 1.15–2.11)
ウェスト径大きいほど、ウェスト/ヒップ比大ほど、COPD発症と正相関 (RR 1.72, 95% CI 1.37–2.16、 1.46, 95% CI 1.23–1.73)。
逆に、ヒップ径と身体活動は、COPD発症と 逆相関 (RR 0.78, 95% CI 0.62–0.98、0.71, 95% CI 0.63–0.79)
COPD発症機転に、内臓脂肪が関連する可能性があるわけで、今後、予防介入のトライアル必要ってわけか
2014年7月4日金曜日
25分間瞑想で、ストレス処理能力増加!
禅宗を極めるには何十年かかるか分からない。しかし、マインドフルネス瞑想はわずか25分で大幅にストレス解消することが可能となる。
mindfulness-based stress reduction (MBSR) program開発者、 Jon Kabat-Zinn(マサチューセッツ大学)は、自分の思考、感情、体感、周囲環境を瞬間瞬間意識することであり、過去や将来に思いをはせるのではなく、現時点の瞬間に意識を集中させることである。
瞑想は、ストレス処理能力を増加させる、ただ、奇異なことに、唾液中コルチゾールを増加させる。
Brief mindfulness meditation training alters psychological and neuroendocrine responses to social evaluative stress
J. David Creswellemail, et. al.
Psychoneuroendocrinology Volume 44, Pages 1–12, June 2014
目的:
簡易マインドフルネス瞑想トレーニング介入により、Trier Social Stress Test (TSST) に対する、自己評価心理学的及び神経内分泌反応の緩和効果が若年成人ボランティアで見られるか。また、マインドフルネスの事前存在レベルにより、簡易マインドフルネス瞑想トレーニングのストレス反応への効果がどう変わるか?
方法:
66名の被験者を
・ 簡易3日(25/日)マインドフル瞑想トレーニング
・ 分析的認知トレーニングコントロールプログラム(語彙分解、リラックス状況で、詩を分析するタスク)
に割り付ける
TSST、標準化研究室社会評価的ストレス暴露タスクを全例受けて、三回目のマインドフルネス瞑想もしくは、認知トレーニングセッションを受ける。社会的評価ストレス暴露セッション中に、心理的(ストレス認識)と生物学的(唾液コーチゾル、血圧)ストレス測定を収集。
結果:簡易マインドフルネス瞑想トレーニングは、認知トレーニング比較プログラムと比較し、自己評価心理ストレス反応を減弱させるが、TSSTに対する唾液コーチゾル反応は増加させる。
事前から存在するマインドフルネスの程度が低い被験者で、マインドフルネス瞑想トレーニングを受けた場合、TSSTに対するコーチゾル反応性は特に高い。
TSST反応による収縮期、拡張期血圧の変化、主要、インタラクティブな影響なし
結論としては、簡易マインドフルネス瞑想トレーニングは、自己評価心理ストレス反応を緩和することが示唆され、このパターンは、社会評価ストレスへのコーチゾル反応性は増加する。
ストレス存在を唾液コーチゾルで評価されることが多いが、ストレスへ上手な反応がなされている場合により増加するとしたら・・・なんの指標になるの?
mindfulness-based stress reduction (MBSR) program開発者、 Jon Kabat-Zinn(マサチューセッツ大学)は、自分の思考、感情、体感、周囲環境を瞬間瞬間意識することであり、過去や将来に思いをはせるのではなく、現時点の瞬間に意識を集中させることである。
瞑想は、ストレス処理能力を増加させる、ただ、奇異なことに、唾液中コルチゾールを増加させる。
Brief mindfulness meditation training alters psychological and neuroendocrine responses to social evaluative stress
J. David Creswellemail, et. al.
Psychoneuroendocrinology Volume 44, Pages 1–12, June 2014
目的:
簡易マインドフルネス瞑想トレーニング介入により、Trier Social Stress Test (TSST) に対する、自己評価心理学的及び神経内分泌反応の緩和効果が若年成人ボランティアで見られるか。また、マインドフルネスの事前存在レベルにより、簡易マインドフルネス瞑想トレーニングのストレス反応への効果がどう変わるか?
方法:
66名の被験者を
・ 簡易3日(25/日)マインドフル瞑想トレーニング
・ 分析的認知トレーニングコントロールプログラム(語彙分解、リラックス状況で、詩を分析するタスク)
に割り付ける
TSST、標準化研究室社会評価的ストレス暴露タスクを全例受けて、三回目のマインドフルネス瞑想もしくは、認知トレーニングセッションを受ける。社会的評価ストレス暴露セッション中に、心理的(ストレス認識)と生物学的(唾液コーチゾル、血圧)ストレス測定を収集。
結果:簡易マインドフルネス瞑想トレーニングは、認知トレーニング比較プログラムと比較し、自己評価心理ストレス反応を減弱させるが、TSSTに対する唾液コーチゾル反応は増加させる。
事前から存在するマインドフルネスの程度が低い被験者で、マインドフルネス瞑想トレーニングを受けた場合、TSSTに対するコーチゾル反応性は特に高い。
TSST反応による収縮期、拡張期血圧の変化、主要、インタラクティブな影響なし
結論としては、簡易マインドフルネス瞑想トレーニングは、自己評価心理ストレス反応を緩和することが示唆され、このパターンは、社会評価ストレスへのコーチゾル反応性は増加する。
ストレス存在を唾液コーチゾルで評価されることが多いが、ストレスへ上手な反応がなされている場合により増加するとしたら・・・なんの指標になるの?
中国・灸(きゅう)療法の変形性膝関節症治療ランダム化二重盲検プラシーボ対照臨床トライアル
中国・灸(きゅう)療法の変形性膝関節症治療ランダム化二重盲検プラシーボ対照臨床トライアル
こういうのって、盲検手法が最大の問題
active moxibustion (n = 55)
sham moxibustion control (n = 55)
at acupoints Dubi (ST 35)
extra-point Neixiyan (EX-LE 4)
Ashi (tender) point
週3回×6週間
"Effectiveness of moxibustion treatment as adjunctive therapy in osteoarthritis of the knee: a randomized, double-blinded, placebo-controlled clinical trial"
Zhao L, et al
Arthritis Res Ther 2014; doi:10.1186/ar4590.
Western Ontario and McMaster University Osteoarthritis Scale (WOMAC VA 3.1) criteriaにて評価
WOMAC疼痛スコアは、対照群に比べ、active群で、改善
weeks 3 (P = 0.012)、6 (P < 0.001)、12 (P = 0.002)、24 (P = 0.002)
WOMAC身体機能スコアは、同様に、 week 3 (P = 0.002)、 6 (P = 0.015)、 12 (P < 0.001)で改善、しかし week 24 (P = 0.058)では改善せず。
患者と実施者のブラインド化は肝前で、副事象は認めず
こういうのって、盲検手法が最大の問題
active moxibustion (n = 55)
sham moxibustion control (n = 55)
at acupoints Dubi (ST 35)
extra-point Neixiyan (EX-LE 4)
Ashi (tender) point
週3回×6週間
"Effectiveness of moxibustion treatment as adjunctive therapy in osteoarthritis of the knee: a randomized, double-blinded, placebo-controlled clinical trial"
Zhao L, et al
Arthritis Res Ther 2014; doi:10.1186/ar4590.
Western Ontario and McMaster University Osteoarthritis Scale (WOMAC VA 3.1) criteriaにて評価
WOMAC疼痛スコアは、対照群に比べ、active群で、改善
weeks 3 (P = 0.012)、6 (P < 0.001)、12 (P = 0.002)、24 (P = 0.002)
WOMAC身体機能スコアは、同様に、 week 3 (P = 0.002)、 6 (P = 0.015)、 12 (P < 0.001)で改善、しかし week 24 (P = 0.058)では改善せず。
患者と実施者のブラインド化は肝前で、副事象は認めず
末梢動脈疾患:ダークチョコレートで、歩行時間・距離、血管拡張関連マーカー改善
NADPHの触媒サブユニットNOX-2は、活性酸素、ROS形成の鍵役割で、FMDの障害を示唆することもある。ダークチョコレートは、NOX2-介入酸化ストレスのdown-regulatingを通して、動脈拡張的に働く。臨床的にも、末梢動脈疾患(PAD)患者の歩行autonomyを改善することがしめされた。
ダークチョコレートを食べるだけで、歩行距離1-2割増加と言うだけでもすごい!
Dark Chocolate Acutely Improves Walking Autonomy in Patients With Peripheral Artery Disease Lorenzo Loffredo, et. al.
J Am Heart Assoc. 2014; 3: e001072
doi: 10.1161/JAHA.114.001072
FMD、血中 isoprostanes、 nitrite/nitrate (NOx) 、 sNOX2‐dp、血中 NOX2 活性、最大歩行距離、最大歩行時間を20名のPAD(男性14名、平均年齢 69±9歳)
ダークチョコレート40g(ココア85%超)と、ミルクチョコレート40g(ココア 35%以下)に割り付け
単盲検
ベースラインと、チョコレート摂食後2時間を比較。
ダークチョコレート摂食により、最大歩行距離 11%、最大歩行時間 15%、血中NOx 57%増加し、血中イソプロスタン濃度 -23%減少、 sNOX2-dp -37%減少。
ミルクチョコレートでは上記指標有意差無し
多線形回帰分析にて、Δ最大歩行距離は、Δ最大歩行時間、ΔNOXと相関する。
in vitro研究にて、ポリフェノール混合物培養HUVECで、優位にNO増加させ、E-selectin減少、VCAM1減少が示された
ダークチョコレートを食べるだけで、歩行距離1-2割増加と言うだけでもすごい!
Dark Chocolate Acutely Improves Walking Autonomy in Patients With Peripheral Artery Disease Lorenzo Loffredo, et. al.
J Am Heart Assoc. 2014; 3: e001072
doi: 10.1161/JAHA.114.001072
FMD、血中 isoprostanes、 nitrite/nitrate (NOx) 、 sNOX2‐dp、血中 NOX2 活性、最大歩行距離、最大歩行時間を20名のPAD(男性14名、平均年齢 69±9歳)
ダークチョコレート40g(ココア85%超)と、ミルクチョコレート40g(ココア 35%以下)に割り付け
単盲検
ベースラインと、チョコレート摂食後2時間を比較。
ダークチョコレート摂食により、最大歩行距離 11%、最大歩行時間 15%、血中NOx 57%増加し、血中イソプロスタン濃度 -23%減少、 sNOX2-dp -37%減少。
ミルクチョコレートでは上記指標有意差無し
多線形回帰分析にて、Δ最大歩行距離は、Δ最大歩行時間、ΔNOXと相関する。
in vitro研究にて、ポリフェノール混合物培養HUVECで、優位にNO増加させ、E-selectin減少、VCAM1減少が示された
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