居住用バスタブから塗料を剥ぐため使用の塩化メチレンによる死亡 2000-2011年に13名
Fatal Exposure to Methylene Chloride Among Bathtub Refinishers — United States, 2000–2011
WeeklyFebruary 24, 2012 / 61(07);119-122
http://www.cdc.gov/mmwr/preview/mmwrhtml/mm6107a2.htm?s_cid=mm6107a2_w
CDC : methylene chloride
http://www.cdc.gov/niosh/topics/methylenechloride/
安全衛生上の注意事項(ジクロロメタン系はく離剤)
ジクロロメタンタイプ
http://www.sansai.com/support/usage/anzeneisei-MCl.html
(1)はく離剤の主成分であるジクロロメタンの性質
塩素系有機溶剤であるジクロロメタンは麻酔性が強く、その許容濃度は50ppm(日本産業衛生学会)とされており、有機溶剤中毒予防規則の第二種有機溶剤として法律で定められています。
また、沸点が約40℃であるため、非常に蒸発しやすく、かつ、蒸気の比重は空気の約3倍と重いため、その蒸気は放散しにくく下部に滞留する性質があります。
(2)はく離作業環境
取り扱い場所、作業場所は火気厳禁とし、局所排気装置を設けてください。
また、局所排気装置のない屋内においてはく離剤を使用する場合は、「有機溶剤用防毒マスク」だけでは不十分であり、加えて強制換気(特に下部の換気)が必要です。
特に密閉空間でのはく離作業は、蒸気による中毒と、蒸気の滞留による酸素欠乏の危険がありますので、強制換気はもちろん、「装置マスク」を着用してください。
(3)保護具の着用
作業に際しては、ネオリバーが直接、皮膚や衣服につかないようゴム手袋、保護めがね、エプロン等の保護具を着用してください。
酸性タイプのはく離剤は、激しい皮膚腐食性がありますので、特にご注意ください。
保護具はそのほとんどが直接はく離剤に触れると溶解、膨潤、腐食されるため(ポリエチレン、ポリ四フッ化エチレンを除く)、長期にわたり使用できるものではありません。
保護具にはく離剤が付着した場合には、直ちに布等で除去してください。
衣服についた場合は、すぐに着替えてください。・・・
「適正管理で優等生」との主張
http://www.jahcs.org/leaflet/leaflet02-09.htm
塩素系溶剤の製造、使用、廃棄等には種々の規制が課せられていますが、禁止されてはいません。 適正に使用すれば今後も禁止されることはないと考えられます。また、ISO 14001の取得で禁止されることはありません。外国でも規制はありますが、 使用が禁止されている訳ではありません。
日本での実態は?
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