Lithium toxicity profile: a systematic review and meta-analysis
The Lancet, Volume 379, Issue 9817, Pages 721 - 728, 25 February 2012 Published Online: 20 January 2012
システマティックレビューとメタアナリシス
糸球体濾過 -6.22 mL/min (95% CI −14.65 ~ 2.20, p=0.148) 減少、尿濃縮能15% (weighted mean difference −158.43 mOsm/kg, 95% CI −229.78 ~ −87.07, p<0.0001).低下
リチウムは腎障害リスク増加の可能性あるが、絶対的リスクは小さい (18 / 3369 [0.5%] 腎置換療法)
臨床的甲状腺機能低下頻度増加 (対プラシーボ オッズ比 [OR] 5.78, 95% CI 2.00—16.67; p=0.001)、TSH増加 平均 4.00 iU/mL (95% CI 3.90—4.10, p<0.0001)
リチウム治療は血中カルシウム増加 (+0.09 mmol/L, 95% CI 0.02—0.17, p=0.009)、 parathyroid hormone (+7.32 pg/mL, 3.42—11.23, p< 0.0001)増加と関連
プラシーボ比較で体重増加 (OR 1.89, 1.27—2.82, p=0.002)、しかし、olazapineでは認めない (0.32, 0.21—0.49, p< 0.0001)
先天性奇形、脱毛、皮膚異常リスクに関する有意増加認めず
別の書籍では何と書かれているか・・・
頻度が多いのは、尿回数増加、口渇増加、手指振戦、鼓脹や胃部膨満感、軽度筋肉振戦などhttp://bipolar.about.com/cs/sfx/a/sfx_lithium.htm
過剰投与の早期症状:下痢、傾眠、食欲低下、筋力低下、 吐気・嘔吐、言語不明瞭、振戦
後期症状:かすみ目、ぎこちなさや不安定、混乱、、めまい、振戦(重度)
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甲状腺機能への影響とリチウムによる“腎性尿崩症”
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