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Impact of Smoking on Cognitive Decline in Early Old Age
The Whitehall II Cohort Study
Séverine Sabia, PhD ;Alexis Elbaz, MD, PhD ;Aline Dugravot, MSc ;Jenny Head, MSc ;Martin Shipley, MSc ;Gareth Hagger-Johnson, PhD ;Mika Kivimaki, PhD ;Archana Singh-Manoux, PhD
Arch Gen Psychiatry. Published online February 6, 2012. doi:10.1001/archgenpsychiatry.2011.2016
http://archpsyc.ama-assn.org/cgi/content/short/archgenpsychiatry.2011.2016
Whitehall II study
56歳(range, 44-69歳)の5099名の男性、2137名の女性
主要アウトカム: cognitive test battery として、記憶、語彙、実行機能(1つのreasoning試験と2つの言語流暢性試験の組み合わせ)、総合認知スコア要約パフォーマンス
男性では、語彙力を除くすべての認知機能は10年間で減衰し、これは非喫煙者ではベースライン標準偏差の1/4~1/3に及ぶ。
非喫煙者に比べ、現行喫煙者では認知機能減衰が男性で明らか (10年間減衰 全般認知機能= –0.09 [95% CI, –0.15 to –0.03] 、実行機能= –0.11 [95% CI, –0.17 to –0.05])
禁煙開始した喫煙経験者は遂行能力低下 (–0.08 [95% CI, –0.14 to –0.02])し、長期禁煙期間喫煙経験者は、非喫煙者と同様の減衰となる。。
ドロップアウト・死亡例を加えた解析では、この差は1.2~1.5倍となる。
女性では、認知機能減衰は喫煙状態によるばらつきが見られない。
現行喫煙は10年ほど早い認知機能低下と同等の影響を与える。
これは、社会的問題でもある。
この研究ではアルコール摂取、食事、運動、コレステロール、血圧、卒中・心疾患補正しても男性ではこの研究結果に影響を与えなかった。
社会階層部分の関連はむしろドロップアウト・死亡例により過小評価されてるのではないかという考察がなされている。
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