単回指導でも、疾患信念改善効果持続、だが、臨床的指標は改善せず。
Effectiveness of a diabetes education and self management programme (DESMOND) for people with newly diagnosed type 2 diabetes mellitus: three year follow-up of a cluster randomised controlled trial in primary care
BMJ 2012; 344 doi: 10.1136/bmj.e2333 (Published 26 April 2012)
目的 新規2型糖尿病患者への単独教育・自己管理構造化プログラムのベネフィットが3年後も維持するか評価デザイン プライマリケアでの、ランダム化での、多施設クラスターランダム化トライアル3年フォローアップセッティング 13プライマリケアサイトの207名 GP(英国)登録者 オリジナルトライアル824名登録者のうちフォローアップ可能731名、生化学データを604(82.6%)収集、アンケートデータを513(70.1%)収集介入 構造化教育プログラム(6時間コミュニティーで集めて、2名の医療専門的教育者)を通常ケアと比較主要アウトカム測定 プライマリアウトカムはHbA1c値。セカンダリアウトカムは、3年時血圧、体重、血中脂質レベル、喫煙状態、運動、QOL、疾患信条、うつ、糖尿病への感情的インパクト、薬剤使用結果 3年時のHbA1c 値は、両群とも増加。ベースライン・クラスター補正後、有意差は認めず (difference −0.02, 95% 信頼区間 −0.22 ~ 0.17)グループで、生化学的・ライフスタイルアウトカム、薬剤使用の差を認めず12ヶ月時点で 4/5みられた介入群の疾患信条の変化は、有意ベネフィット3年後も維持 (P<0.01).うつスコア・QOLに、3年後、差は認めず結論 新規2型糖尿病患者への単回プログラムでは、3年後、生化学的、ライフスタイルアウトカムに差は認めず、特定の疾患信条の改善は持続
考えは変わっても、適切な疾患対応行動は変わらない・・・という限界。
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