2012年5月14日月曜日
TTMトライアル:院外心停止患者 ターゲット体温 33℃ vs 36℃ 比較
Target temperature management after out-of-hospital cardiac arrest—a randomized, parallel-group, assessor-blinded clinical trial—rationale and design
American Heart Journal Volume 163, Issue 4 , Pages 541-548, April 2012
【背景】動物実験、以前のランダム化トライアルにて、心停止後低体温の死亡率・人経学的機能改善の重要性は報告されている。国際的ガイドラインでは、引退心停止後蘇生後32℃から34℃、12-24時間目標がアドボケートされている。システマティック・レビューによると介入推奨のエビデンスは結論づけされたものではなく、エビデンスGRADEレベルとしても低い。これまでのトライアルは少数で、バイアスリスクも高く、評価対象も選択的であり、対照群の高体温治療されてないなど。至適ターゲット温度管理戦略のうち何が最適かは未知。
【方法】 TTM trial は研究者主導、国際的、ランダム化、平行群、評価者盲検化臨床とリアルで、最低850名成人登録、心疾患原因と予測される院外心停止意識のない患者
ランダムに、自発循環快復後のターゲット体温を33℃、36℃と して割り付け
両群とも、介入は36時間とし、プライマリアウトカムは、フォローアップ最後の時点の全死亡率
主要セカンダリ圧とカムは、全死亡率と退院時・180日時点での神経学的機能の組み合わせ(脳パフォーマンスカテゴリー 3と4) 、180日時点での認知機能・QOL、安全性・有害性評価
登録完遂率 61%。
http://public.ukcrn.org.uk/search/StudyDetail.aspx?StudyID=9262
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