Headaches Induced by Pornography Use
Arch Sex Behav DOI 10.1007/s10508-012-9988-5
http://www.springerlink.com/content/p35u591237743661/fulltext.pdf
24歳男性、職業ソフトウェア産業、未婚、糖尿病・高血圧既往無し
マスターベーションや性行為の時の頭痛歴無く、小児期外傷歴や髄膜炎もない
2年前から重度全般性頭痛をポルノ動画視聴時経験
動画視聴後5分で次第に出現し、8から10分でピーク
頭痛で視聴断念せざる得なくなる
身体所見上異常認めず
脳MR図、MR血管造影、心電図は正常
NSAIDs合剤(イブプロフェン400mg+パラセタモール500mg)を動画視聴前に不況し、頭痛軽減
報告では、性的活動性と頭痛の関連は不明。オーガニズム前頭痛は器質的原因の可能性がある。 オーガニズム後頭痛は片頭痛時に生じることがある。性的活動性相関頭痛層別化で、男性に多いことが報告されている。性的興奮が次第に高まると共に増加するdull type、あるいは、爆発型がある。疼痛は、両側、びまん性、もしくは後頭部痛である。性的活動性関連頭痛には性行為特異的関連性はみられないし、パートナーとの行為後あるいはマスターベーション後でも観られる。
片頭痛や他のタイプの頭痛(e.g. 良性運動性・緊張性頭痛)との合併多い
性的活動関連ずつのメカニズムは、主に 三叉神経領域血管と考えるが、筋肉成分の関与が考えられる (Anand & Dhikav, 2009)。筋収縮が主に働き、特に、片頭痛では主で、性的興奮が高まるほどその程度が増加する。可能性としては、 三叉神経血管刑固有知覚メカニズムの関与で、疼痛刺激性亢進がポルノ動画視聴による情緒的状態とともに生じる。
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