喀痰の色、特に、緑・黄色は、病的細菌感染の予測要素であり、膿性痰や呼吸苦の存在より、予測的意義が大きい。しかし、必ずしも抗生剤治療の要素であるとは限らないと書かれている。
Sputum colour and bacteria in chronic bronchitis exacerbations: a pooled analysis
Marc Miravitlles,et. al.
Eur Respir J 2012 39:1354-1360
喀痰試料 4089のうち、4033で色報告
1898(46.4%)で、培養陽性
緑・黄色喀痰は細菌を有する可能性(58.9%、45.5%)
透明喀痰では18%、赤褐色では39%培養陽性
陽性培養要素は喀痰の色が最も強い推定要素で、他、喀痰の膿性、呼吸苦増加、男性、熱のなさ
喀痰の色が緑・黄色 vs 白色では、感度94.7%、特異度15%の細菌感染
以前は、P痰、M痰としつこく記載させてた気がする・・・
http://www.nmckk.jp/pdf.php?mode=puball&category=JJCD&vol=24&no=7&d1=2&d2=2&d3=2
0 件のコメント:
コメントを投稿