Ndrepepa G, et. al.
Am J Cardiol. 2012 May 1;109(9):1260-5. Epub 2012 Feb 9.
1629名の急性STEMI、1332名の名の急性(非STE)MI、2163名の不安定狭心症
1年死亡率をプライマリエンドポイント
4分位比較 : Q 1, 1.3 to <5.3 mg/dl; Q 2, 5.3 to <6.3 mg/dl; Q 3, 6.3 to <7.5 mg/dl; Q 4, 7.5 to 18.4 mg/dl
観察期間中450名の死亡、Q1 80、Q2 77、Q3 72、Q4 221 (Kaplan-Meier推定1年死亡率 6.4%、 6.2%、 5.6%、 17.4% ;尿酸 Q4 vs Q1非補正ハザード比 3.05, 95% 信頼区間 2.54 to 3.67, p <0.001
従来の心血管リスク要素、腎機能、炎症状態補正後、尿酸と死亡率の相関残存
尿酸値1mg/dL増加毎、1年死亡率は12%増加。
尿酸は、1年死亡率予測モデルの判別的パワーを改善する (absolute integrated discrimination improvement 0.008, p = 0.005)
PCI後の急性冠症候群では、1年生存率と尿酸高値との間に関連性が横断的に見られる。
とは言っても、尿酸低下薬剤により尿酸低下により、急性冠症候群の予後がよくなるという証拠はない。
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