2012年6月18日月曜日

TINSAL-T2D:サリチル酸の血糖降下作用治験結果 ・・・



サリチル酸は直接AMPk 活性プロテインキナーゼ活性化する

The Ancient Drug Salicylate Directly Activates AMP-Activated Protein Kinase
ScienceVol. 336 no. 6083 pp. 918-922
http://www.sciencemag.org/content/336/6083/918.abstract

 
サルサレートの2型糖尿病での血糖降下作用話題の治験結果

期待されたような劇的効果は無いようだ・・・


Goldfine AB, et al "Targeting inflammation using salsalate for type 2 diabetes: stage II" ADA 2012.
参照:http://www.medpagetoday.com/MeetingCoverage/ADA/33202

Targeting INflammation Using SALsalate in Type 2 Diabetes (TINSAL-T2D)
http://clinicaltrials.gov/ct2/show/NCT00392678


ランダム化対照化トライアルで、プラシーボ比較で、サルサレートを加えることで、HbA1c 0.24%低下(P<0.001)し、HbA1c 0.05%減少比率も増加(P=0.01)
 研究全体では、血糖11mg/dL低下(P<0.001)


白血球数減少(P<0.001)、好中球減少(P=0.003)、リンパ球減少(P<0.001)という抗炎症効果?
ただ、CRPに変化認めず。

インスリン分泌増加(P=0.003)

TGに関してプラシーボ比較で有用効果(P<0.02)


 ただ、尿中アルブミン増加(プラシーボ比較で、 1.8mcg/mgCr)、LDL 8mg・dL増加

非有意ながら血圧増加傾向




ベネフィットばかりでは無い。
血糖降下作用外の有害方向のパラメータが気になるところ

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