Burnout and Satisfaction With Work-Life Balance Among US Physicians Relative to the General US Population
Arch Intern Med. Published online August 20, 2012. doi:10.1001/archinternmed.20 12.3199
全領域米国医師大規模サンプルのburnout国家的研究
burnoutを評価インスツルメント測定、work-life満足を検討
27276名参加呼びかけに対し、7288(26.7%)検討完遂
Maslach Burnout Inventoryを用いた評価で、1回でもburnout症状ある医師は45.8%
スペシャリティー毎にburnoutにばらつき有り、もっとも高率なのは最前線のケアアクセス医師(家庭医、一般内科医、救急医)
米国就業成人3442名の確率ベースサンプル比較とすると、医師のburnoutは多い (37.9% vs 27.8%)、そして、work-life balanceに満足してない (40.2% vs 23.2%) (P < .001 for both).
年齢、性別、関連状態、週労働時間補正pooled多変量解析にて、教育レベルが高いほど、burnoutしやすい
高校卒業と比べると、MDやDO資格の場合、burnout比率高い (odds ratio [OR], 1.36; P < .001)
MDやDO外の学士号(OR, 0.80; P=0.48)、 修士号(OR, 0.71 ;P=.01)、 専門職業・博士号(OR, 0.64; P = .04) はburnout低リスク
バーンアウトに関しては今までも多く取り上げてきた。興味や楽しみを診療の合間に見つけることができない追い込まれた状況で、重圧だけの職場では、バーンアウトしてしまうのは当然。互いに逃げ道や楽しみを見つけなければ長続きしないだろう。医療外の専門をもちながら診療をしている人たちはそのへんの逃げ道がうまいのかもしれない。
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