アジスロマイシン500mg 週3回 6か月間投与で、急性増悪回数の減少の効果
副作用としては、消化器症状、悪心、嘔吐、下痢、心窩部不快感などで、軽度
問題は、耐性が懸念されること。軽度の場合はやはり避けるべきだろうとの意見。
Wong C, et al. "Azithromycin for prevention of exacerbations in non-cystic fibrosis bronchiectasis (EMBRACE): A randomized, double-blind, placebo-controlled trial" Lancet 2012; 380: 660-667.
18歳以上、1回以上の抗生剤必要な急性増悪1年以内経験有り、気管支拡張CT診断確認例
アジスロマイシン500mg vs プラシーボを5ヶ月間週3回投与繰り返し6ヶ月間
複合プライマリエンドポイントは6ヶ月治療中の急性増悪イベント、拡張剤前FEV1変化、St George's respiratory questionnaire(SGRQ)
ITT解析
アジスロマイシン割り付け 71名、 プラシーボ割り付け 70名
イベントベース急性増悪 アジスロマイシン群 0.59/1人、プラシーボ群 1.57/1人(6ヶ月間)(rate ratio 0 ,38, 95% CI 0 ,26—0 ,54; p<0 br="br">
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拡張剤前FEV1はアジスロマイシンでは治療変化無く、プラシーボ群では0.04L減少(ただし差に関して有意差認めず 0 ,04 L, 95% CI −0 ,03 ~ 0 ,12; p=0 ,251)
加え、SGRQ総スコア変化は、アジスロマイシン群 (—5 ,17 units) 、プラシーボ群 (—1 ,92 units; difference −3 ,25, 95% CI −7 ,21 ~ 0 ,72; p=0 ,108)で差を認めない
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