2012年8月29日水曜日

認知症やパーキンソン病鑑別に脳脊髄液内の成分測定が役立つ

 認知症やパーキンソン病鑑別に脳脊髄液内の成分測定が役立つ
・α-synculein脳脊髄液濃度(+総タウ):アルツハイマー病と、パーキンソン病に伴う認知症・レビー小体病などの鑑別
・neurofilament light chain 脳脊髄液濃度:パーキンソン病と、他の非定型的パーキンソン病鑑別


Accuracy of a Panel of 5 Cerebrospinal Fluid Biomarkers in the Differential Diagnosis of Patients With Dementia and/or Parkinsonian Disorders
Arch Neurol. Published online August 27, 2012. doi:10.1001/archneurol.2012.1654

パーキンソン病(PD)、 PD+認知症(PDD)、レビー小体病認知症(DLB)、アルツハイマー病  (AD)、進行性核上性麻痺(PSP)、 multiple system atrophy (MSA)、corticobasal degeneration (CBD)の脳脊髄液試料(N = 453)

α-synuclein脳脊髄液濃度
減少:PD、PDD、DLB、MSA
増加:AD

βアミロイド1-42 脳脊髄液濃度
減少:DLB、AD


多変量解析にて、AUC 90未満で、α-synculein+総タウを用いて、ADと、他のDLB、PDDの鑑別可能


neurofilament light chain 脳脊髄液濃度は、非定型的パーキンソン疾患であるPSP、MSA、CBDで増加し、多変量解析(AUC < 0.93)で、この濃度増加のみが、PDと他の非定型的パーキンソン疾患を鑑別する方法ということが分かった。


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