アルコール抜き赤ワインで、収縮期・拡張期血圧減少効果あり
NOを介したメカニズムで説明できると著者ら
心血管リスク高度の67名の男性、2週間のrun-in periodを設け、3つの治療へ交差的にわりつけ(赤ワイン アルコール30g/日、同等量の無アルコール赤ワイン、ジン アルコール30g/日)、4週間継続
血圧降下は血中NO増加と相関性を有していた
Short Communication
Dealcoholized Red Wine Decreases Systolic and Diastolic Blood Pressure and Increases Plasma Nitric Oxide
Circulation Research CIRCRESAHA.112.275636 Published online before print September 6, 2012, doi: 10.1161/CIRCRESAHA.112.275636
この表題見たとき、無アルコールワインなんぞ飲むより、蒲萄ジュースでも飲んどけ!と思ってしまった。
赤ワインのベネフィットって、アルコール成分で無く、ポリフェノールなどのNO効果ってことを示したかったようだ。
“適量なら、アルコールは健康によい”というのはホントなのか?
アルコール摂取は線形的に高血圧と関連する。
Alcohol and hypertension: gender differences in dose-response relationships determined through systematic review and meta-analysis.
Addiction. 2009 Dec;104(12):1981-90. Epub 2009 Oct 5.
アルコール関連企業の広告は巧みなので、 だまされないように・・・
登録:
コメントの投稿 (Atom)
noteへ実験的移行
禁煙はお早めに! 米国における人種・民族・性別による喫煙・禁煙での死亡率相違|Makisey|note 日常生活内の小さな身体活動の積み重ねが健康ベネフィットをもたらす:VILPA|Makisey|note
-
禁煙はお早めに! 米国における人種・民族・性別による喫煙・禁煙での死亡率相違|Makisey|note 日常生活内の小さな身体活動の積み重ねが健康ベネフィットをもたらす:VILPA|Makisey|note
-
2019年4月報告のGINAでは、短時間作用性気管支拡張剤単独使用を喘息成人/小児治療に推奨しなくなった、症状に基づく使用(軽症喘息)あるいは連用ステロイド含有吸入連日使用で重症急性増悪抑制を図るというもの 理論的根拠とresearch gapについての論述 GINA ...
-
Association Between MRI Exposure During Pregnancy and Fetal and Childhood Outcomes Joel G. Ray, et. al. JAMA. 2016;316(9):952-961. doi:...
0 件のコメント:
コメントを投稿