2012年10月26日金曜日

心肺蘇生を受けられるかどうかのは隣人次第

心肺蘇生を受けられるかどうかのは隣人次第



・・・というか、隣人の“人種”と“所得”の2×2分析 だけのような気がするけど・・・

隣人次第で、あなたの予後が変わるという話らしい・・・

無理してでも、高所得世帯の住む地域に引っ越した方が良いのだろうか?
地域ぐるみで心肺蘇生を取り組むような、雰囲気の良いところに住んだ方が良さそうな気がするけど・・・

Association of Neighborhood Characteristics with Bystander-Initiated CPR
Comilla Sasson, et. al.    for the CARES Surveillance Group
N Engl J Med 2012; 367:1607-1615October 25, 2012DOI: 10.1056/NEJMoa1110700

29カ所のCardiac Arrest Registry to Enhance Survivalの前向きサーベイランスデータ

14225名の心肺停止中、bystander-開始CPR受けたのは、28.6%(4068)

高所得白人が隣人である心肺停止患者と比較し、低所得黒人が隣人の場合では、bystander-開始CPRを受けられた確率低い (odds ratio, 0.49; 95% 信頼区間 [CI], 0.41 ~ 0.58)


隣人が、低所得白人e (オッズ比, 0.65; 95% CI, 0.51 ~ 0.82)、低所得人種混合 (オッズ比, 0.62; 95% CI, 0.56 ~ 0.70)、高収入黒人(オッズ比, 0.77; 95% CI, 0.68 ~ 0.86)でも同様

高収入人種混合隣人の場合のbystander開始CPR施行オッズ比(1.03; 95% CI, 0.64 ~ 1.65)は、高収入白人が隣人の場合と同様。

0 件のコメント:

コメントを投稿

noteへ実験的移行

禁煙はお早めに! 米国における人種・民族・性別による喫煙・禁煙での死亡率相違|Makisey|note 日常生活内の小さな身体活動の積み重ねが健康ベネフィットをもたらす:VILPA|Makisey|note