2012年10月5日金曜日

COPD:L3/4ミオトーム部位筋肉求心系刺激抑制のよる運動耐容改善効果

脊髄麻酔で、COPD運動耐容能改善

脊髄麻酔による、感覚求心性信号抑制によるが換気応答・呼吸苦減少効果、 すなわち、L3/4(group III/IV)下肢筋力感覚求心性神経関与が考えられる。



Influences of Spinal Anesthesia on Exercise Tolerance in Patients with Chronic Obstructive Pulmonary Disease
Am. J. Respir. Crit. Care Med. October 1, 2012 vol. 186 no. 7 606-615 
クロスオーバー二重盲検ランダム化デザイン
8名のCOPD(FEV1 67±8%予測値)
sham、active脊椎麻酔(フェンタニル25μg L3-L4)



ミオトームで言えば、以下のごとく
http://phys_ther.w3.kanazawa-u.ac.jp/staff_04/subnote_kisoundogaku.html
L3
 ミオトーム
  膝伸展
   大腿四頭筋(大腿神経)
  股内転
   長・短内転筋、大内転筋(閉鎖神経)

L4
 ミオトーム
  足背屈   足内反
   前脛骨筋(深腓骨神経)


 反射
  膝蓋腱反射 (PTR)


COPDに関して鍼治療の効果報告あるが、求心性神経抑制も説明の一つになる
COPD:鍼で、運動耐容能、労作性呼吸苦改善 H24/03/16

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