Effects of systolic blood pressure on white-matter integrity in young adults in the Framingham Heart Study: a cross-sectional study
The Lancet Neurology, Early Online Publication, 2 November 2012 doi:10.1016/S1474-4422(12)70241-7Cite or Link Using DOI
三世代コホート4095名(平均年齢 39.2歳、SD 8.4歳)、脳MRI検査(2009年6月から2010年6月)
年齢は、ほぼすべての白質voxelの区域的Fractional anisotropy(FA)減少と、平均拡散能(mean diffusivity: MD)増加に関連
年齢は独立して、灰白質容積減少と関連。
収縮期血圧増加は線形に区域的FA減少と関連し、MD増加と関連、特に脳梁前部、下方前頭後頭束、視床下部から上前頭回へ投射する線維で目立つ灰白質容積減少と強く関連し、特に 側頭葉内側表面のBrodmann's area 48、側頭回中部のBrodmann's area 21 で萎縮が目立つ。
拡散テンソル画像には、異方性の強さの指標としての fractional anisotropy (FA)と、水分子の拡散方向とは無関係に水分子の拡散の程度を測定する平均拡散性(mean diffusivity)が含まれる。FAが代表的であるが、その値は0から1の間であり、異方性が強いほど1に近づく。ALSを含めて種々の病的状態で細胞、線維構築が破壊されると異方性は低下する。http://www.als.gr.jp/staff/document/rinsyo/rinsyo_16.html
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