臨床家でのこの新たな検査技術の取り扱い、不確定的なところが大きいようだ。
Atkinらの報告ではCTC被験者の30%で追加の腸検査必要で、通常のコロノスコピーでは8.2%であった。
Computed tomographic colonography versus colonoscopy for investigation of patients with symptoms suggestive of colorectal cancer (SIGGAR): a multicentre randomised trial
Wendy Atkin , et. al.
The Lancet, Early Online Publication, 14 February 2013doi:10.1016/S0140-6736(12)62186-2
現時点では、コロノスコピーが直腸結腸がん検査のゴールドスタンダードであることは間違いなく、CTCは代替的、侵襲性の少ない利点の検査である。CTC後大腸病変評価のための追加検査なされていることは、代替的検査としてその地位確立上重要な意味合いをもつ。1cm以上のポリープや直腸結腸がんのための 、CTC後の追加大腸検査率を比べた。
コロノスコピー 1072、CTC 538にランダム割り付け
CTC群 160(30.0%)、コロノスコピー群 86(8.2%)で、追加検査
CTC後確認において、10mm未満の小ポリープ、臨床的意義の不確実性が過半。
大ポリープやがんではその参照少なかった。
注腸検査より大きなポリープ・がん検知可能であるというHalliganらの報告
Computed tomographic colonography versus barium enema for diagnosis of colorectal cancer or large polyps in symptomatic patients (SIGGAR): a multicentre randomised trial
Steve Halligan , et. al.
The Lancet, Early Online Publication, 14 February 2013doi:10.1016/S0140-6736(12)62124-2
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