ということで、重症喘息へのアジスロマイシン二重盲験プラシーボ対照化トライアル
アジスロマイシンは非好酸球性重度喘息悪化にて、一部喘息指標改善し、急性増悪・気道感染悪化数を減少させる
薬剤抵抗性などの課題が残る。
Azithromycin for prevention of exacerbations in severe asthma (AZISAST): a multicentre randomised double-blind placebo-controlled trial
Guy G Brusselle, et. al.
Thorax 2013;68:322-329 doi:10.1136/thoraxjnl-2012-202698
アジスロマイシン(n=55)
プラシーボ(n=54)
(吸入ステロイド、LABAのadd-on治療)
プライマリアウトカムは、重度急性増悪・抗生剤必要な下気道感染26週間期間中
セカンダリアウトカムは、ACQ、AQLQ
6ヶ月間プライマリエンドポイントでは有意差無し
0.75 vs 0.81 (95% CI, 0.61-1.09)
事前設定サブグループ検討として、非好酸球性重症喘息(血中好酸球 200/μL以下)において、アジスロマイシンは有意なプライマリエンドポイント数低値
0.44 vs 1.30 (p-0.013)
アジスロマイシンはAQLQスコア改善するも、ACQスコア、肺機能では有意差認めず
アジスロマイシンは耐用性良かったが、マクロライド系薬剤抵抗性連鎖球菌口腔咽頭キャリア率高めた
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