2013年3月4日月曜日

乳児血管腫:プロプラノール pII/III研究 消失率顕著

Léauté-Labrèze C, et al. "Propranolol in infantile hemangiomas: Resuslts from an international randomized, placebo controlled, multidose, adaptive phase II/III study" AAD 2013.

http://www.medpagetoday.com/MeetingCoverage/AAD/37635


乳児血管腫 では、プロプラノール治療6ヶ月により、完全・ほぼ完全改善率高い

456名のランダム化患者で、6ヶ月完遂319例、ドロップアウトは、治療効果不十分と自己判断が主。プラシーボの34.5%がトライアル完遂し、プロプラノール治療は63%-65%3ヶ月レジメン割り付けとなった

24週の継続治療後、clearance rate は、プロプラノール治療群 60.4%、 プラシーボ 3.6%
6ヶ月間の1-3mg/kg体重/日で、安全性特性十分で、最大限・6ヶ月で有効性レベル高い

5年前、Léauté-Labrèzeらが、少数の乳児血管腫での有効性を記載 (N Engl J Med 2008; 358: 2649-2651)

2年前、Pediatrics誌で、小児血管腫へのプロプラノロール投与にて容積・色素とも改善 2011年 07月 27日

血管収縮、血管新生抑制・アポトーシス促進が作用機序として考えられるとのこと

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