2013年6月12日水曜日

長距離スキー:エリートアスリートの不整脈リスクは量依存的に増加

長距離クロスカントリー・エリート競技者 は、不整脈リスク増加するとスウェーデンの主要年次レース参加者の10年間研究調査報告

高度すぎる運動は不整脈リスク増加するっとう報告になる
一般人の健康のための運動程度では関係ない話という解説も

52755名(1989-1998年競技参加者) で、心疾患指摘歴無し
平均年齢38.5歳

フォローアップ9.7年中央値調査、カルテで、不整脈による入院調査
セカンダリアウトカムとしては、心房細動・心房粗動、徐脈、他の上室性頻拍、心室性頻拍・心室粗動・心停止

初回診断年齢は56.8歳
513,496人年中、不整脈入院 919、1万人年あたり、 17.9
心房細動がほとんどで681名、徐脈 119名

被験者の運動期間・強度測定にて、高速から低速に4グループ分けし、年齢・教育・職業状況補正後、レースが多いほど、不整脈リスク増加 (ハザード比 1.30; 95% CI, 1.08-1.58 ; 5回以上のレース参加 vs 1回参加のみ)

5回以上のレース参加では、1回の参加者に比べ、心房細動、徐脈性不整脈増加と関連 (HR 1.29, 95% CI 1.04-1.61、 2.10, 95% CI 1.04-1.62)

Andersen A, et al "Risk of arrhythmias in 52,755 long-distance cross-country skiers: a cohort study" Eur Heart J 2013; DOI: 10.1093/eurheartj/eht188.

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