軽度卒中・TIAに対し、プラビックス(クロピドグレル) の初期高用量負荷を用い期間限定的に抗血小板治療を行う方法。
Clopidogrel with Aspirin in Acute Minor Stroke or Transient Ischemic Attack
Yongjun Wang, et. al.
for the CHANCE Investigators
N Engl. J. M. June 26, 2013DOI: 10.1056/NEJMoa1215340
マイナーな虚血性卒中と高リスク一過性脳虚血発作(TIA)
中国114施設、5170名割り付けランダム化2重盲験プラシーボ対照化トライアル
介入は
・クロピドグレル+アスピリン(クロピドグレル初期投与量300mg、90日間75mg、 +アスピリン 75mg 21日間)
・プラシーボ+アスピリン(75mg/日 90日間)
プライマリアウトカムは、90日間内卒中(虚血性・出血性)、ITT解析
random effectとして研究施設を用い、Cox比例ハザードモデルを用い評価した
卒中:
クロピドグレル+アスピリン群 8.2%
アスピリン群 11.7%(ハザード比 0.68: 95%信頼区間、 0.57-0.81; p< 0.001)
中等度・重度出血:
クロピドグレル+アスピリン群 7名(0.3%)
アスピリン群 8名(0.3%)(p=0.73)
両群とも出血性卒中率 0.3%
24時間以内にTIAもしくは軽度卒中に対して、クロピドグレル+アスピリン投与にて、アスピリン単独に比べ90日内の卒中リスク減少
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