慢性疼痛・オピオイド誘発アンドロジェン欠乏男性で、テストステロン補充療法である程度の効果とのおと
テストステロン14週間治療では自覚(Brief Pain Inventory)上影響与えない()が、疼痛刺激による客観的反応性では有意改善。
機械的・圧刺激・慣例刺激でのQuantitative Sensory Testingを用いた客観的検査で評価し、群間差を認めた。
Basaria S, et al. "Effects of testosterone replacement on pain perception, pain tolerance, and quality of life in men with opioid-induced androgen deficiency: A randomized trial" ENDO 2013; Abstract LB-FP-6.
参照:http://www.medpagetoday.com/MeetingCoverage/ENDO/39873
オピオイド使用広汎化に伴う懸念に、”オピオイド誘発
性痛覚過敏(opioid induced hyperalgesia:OIH)、ホルモン系の異常、免疫系の異
常”が知られている。
ホルモン系では、少なくとも生殖腺ホルモン、副腎性アンドロゲン、成長ホルモン、コルチゾールへの影響が確認されている。特に、性ホルモンの減少による性欲減少、生理周期異常、筋肉量減少、骨粗鬆症、抑うつ、易疲労感などは、深刻な問題になる場合もある。:参考 http://www.maruishi-pharm.co.jp/med2/files/anesth/book/13/4.pdf?1368417813
Opioid-induced androgen deficiency (OPIAID)
Pain Physician 2012;15;ES145-ES156. Opioid-Induced Androgen Deficiency (OPIAD) Narrative Reviewゴナドトロピン(黄体形成ホルモン、黄体化ホルモン)低濃度により性ホルモン産生阻害し、リビドーの減少、ED、疲労、hot flash、うつを生じやすくなる。頭部・皮膚発毛障害、貧血、筋肉量減少、体重増加、骨減少、骨粗鬆症と関連。男女とも不妊の関連性。
重症COPDの存在を知らずに、オピオイド使用される場合もあるのではないかと別の危惧ももつ
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