Viazzi F, et al. "Serum uric acid and blood pressure in children at cardiovascular risk" Pediatrics 2013; 132: e93-e99.
参考:http://www.medpagetoday.com/Cardiology/Hypertension/39879
尿酸は、高血圧の独立したリスク要素でありそうだ。 貧困度、性別、BMI、腎機能、他の要素補正後、尿酸値高値 は、収縮期・拡張期血圧高値 と相関
尿酸1mg/dL増加毎、高血圧 vs 正常血圧、一過性高血圧のオッズは40%増加し、正常血圧との比較では54%増加する。
高血圧前症・高血圧は、尿酸 1mg/dL増加毎 リスクは、高血圧前症で60%、最大4分位群では2.26倍のリスク。
高血圧前症(血圧 90パーセンタイル以上95パーセンタイル未満と定義)では17%、高血圧症(95パーセンタイル以上と定義)では27%で、1/3が過体重、41%が肥満。
血圧増加は、体重、ウェスト径増加ほど、BMI増加ほど、Homeostasis Model Assessment index、尿酸値増加ほど高値 。
尿酸値最大4分位は、女性 4.7mg/dL、 男性 5.0 mg/dL超
高血圧 vs 他群では67%、 正常血圧比較では2.04倍
高血圧前症オッズ比は 1mg/dL増加毎 60%増加し、最高尿酸4分位では2.25倍高値 。
治療的な関連がすでに、以前報告されている。
交叉検証試験によれば、新規診断高血圧(level 1 )・血中尿酸 6 mg/dL 以上)青年(11-17歳)の2/3は、尿酸値減少目的のアルプリノール投与により正常血圧に回帰する。
Feig DI, et al "Effect of allopurinol on blood pressure of adolelsclents with newly diagnosed essential hypertension. A randomized trial"
JAMA 2008; 300: 924-932.
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