長期的隔日低用量アスピリンで、健康女性での直腸がん発生減少確認
Alternate-Day, Low-Dose Aspirin and Cancer Risk: Long-Term Observational Follow-up of a Randomized Trial
Women's Health Studyにおける、45歳以上の39,876名、持続的観察的フォローアップ 33,682名
介入:アスピリン100mg 隔日投与 vsプラシーボ
2004年3月から、フォローアップ期間中央値10年、2012年3月まで継続
がん症例総数 5072名 (乳がん 2070、 直腸結腸がん 451、肺がん 431)、がん死 1391
フォローアップ期間全体で、アスピリンはがん全体(ハザード比 [HR], 0.97 [95% CI, 0.92 〜 1.03]; P = 0.31)、乳がん(HR, 0.98 [CI, 0.90 〜 1.07]; P = 0.65)、肺がん(HR, 1.04 [CI, 0.86 〜 1.26]; P = 0.67)では相関認めず,
直腸結腸がん (HR, 0.80 [CI, 0.67 〜 0.97]; P = 0.021)、特に、近位結腸がん (HR,0.73 [CI, 0.55 〜 0.95]; P = 0.022)で相関認める 。この差は10年後にさらわれ、トライアル後に42%減少(HR, 0.58 [CI, 0.42 to 0.80]; P < 0.001)
がん死、直腸結腸ポリープに影響与えず
アスピリンにて胃腸出血 (HR, 1.14 [CI, 1.06 to 1.22]; P < 0.001)、消化性潰瘍(HR, 1.17 [CI, 1.09 to 1.27]; P < 0.001) 増加
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