ウォーキング(中等度負荷運動)とランニング(高強度運動)の等エネルギー消費での、高血圧、高コレステロール血症、糖尿病、CHDリスク減少効果はほぼ同等。
4月上旬にオンライン掲示されていたらしく、他でも紹介されてると思う。
時間でなく、距離による評価を行ったことになり、消費エネルギー量が同等なら同様ベネフィットという、比較的単純な結果となった。
Walking Versus Running for Hypertension, Cholesterol, and Diabetes Mellitus Risk Reduction
Paul T. Williams, et. al.
Arteriosclerosis, Thrombosis, and Vascular Biology. 2013; 33: 1085-1091
National Runners’ (n=33 060)
Walkers’ (n=15 945)
Health Study cohort
ベースラインエネルギー消費(METh/d表現)で自己報告、医師診断高血圧症、高コレステロール血症、糖尿病、CHD発生頻度6.2年間フォローアップ
ランニングでは、METh/dあたり、高血圧発症 4.2%(P<10 sup="">-510>
)、高コレステロール血症 4.3%(P<10 sup="">-1410>)、糖尿病 12.1%(P<10 sup="">-510>)、CHD 4.5%減少(P=0.05)
対応するウォーキングでは、 7.2% (P<10 sup="">-610>
)、 7.0% (P<10 sup="">-810>)、 12.3% (P<10 sup="">-410>)、 9.3% (P=0.01)
<1 .8="" 1.8="" 3.6="" 5.4="" 7.2="" d="" meth="" p="">(1)高コレステロール
ランニング:10.1%、 17.7%、 25.1%、 34.9%
ウォーキング:14.0%、 23.8%、 21.8%、 38.3%
(2)高血圧症
ランニング:19.7%、 19.4%、 26.8%、 39.8%
ウォーキング:14.7%、 19.1%、 23.6%、 13.3%
(3)糖尿病
ランニング:43.5%、 44.1%、 47.7%、 68.2%
ウォーキング:34.1%、 44.2%、 23.6% ( >5.4 METh/d のウォーキング例数不足除外)
ウォーキング比較ランニングの糖尿病、高血圧、CHDのリスク減少有意差消失 (P=0.94、P=0.06、P=0.26)
高コレステロール血症に関しては、ウォーキングがランニングより境界域ながら優位(P=0.04)
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