2013年7月5日金曜日

HPV:健康成人への口腔感染は稀で多くは自然消失する ・・・ 男性HPVワクチンって不要では・・・

HPV経口感染は口腔咽頭がんの要因、男性での発生頻度は不均衡的に増加しているが、その予防手段は不明。念頭にはHPVワクチンが有ると思うのだが・・・
HPV4価ワクチン:男性への有効性2011年 02月 03日
CDC: いわゆる子宮頸がんワクチン男児(男性)接種推奨 H24.2.6

HPV感染の自然史に関わる報告

結論は、健康成人男性での、発がん性HPV口腔感染は稀で、しかも、感染は1年以内に消失する



HIM( HPV Infection in Men )コホート :ブラジル・メキシコ・米国居住、HIV陰性・性器関連がん病歴無し

HPV感染確認のため、口腔洗浄・うがいサンプル2回以上とアンケートを、4年間、6ヶ月毎

Incidence and clearance of oral human papillomavirus infection in men: the HIM cohort study
The Lancet, Early Online Publication, 2 July 2013doi:10.1016/S0140-6736(13)60809-0Cite or Link Using DOI

フォローアップ期間 中央値 12.7ヶ月(IQR 12.1-14.7)ヶ月
1526名、平均  18-73歳


フォローアップ12ヶ月間で、
全セロタイプHPV経口感染発症は 4.4%(95% CI, 3.5 - 5.6; n=115 感染発症)
発がん関連HPV経口感染 1.7% (1.2—2.5; n=53 感染発症)
HPV16経口感染 0.6% (0.3—1.1; n=18 感染発症)


発がん性HPV経口感染は喫煙と有意相関するが、婚姻状態・同棲状態とは相関しない。
しかし、各国、年齢群、記録性行為横断的に同様。


HPVセロタイプ全てで、感染期間中央値は6.9ヶ月(95% CI, 6.2-9.3; n=45 感染消失 )
発がん性HPVでは、6·3 ヶ月 (6·0—9·9; n=18 感染消失 )
HPV16では、 7·3ヶ月 (6·0—not estimable; n=5 感染症質)


HPV16経口感染発生18回のうち、2回以上の研究受診で持続したケースは、8回

結論としては、健康成人男性での、発がん性HPV口腔感染は稀で、しかも、感染は1年以内に消失する。感染関連予防効果を明確化するHPV自然史に関する追加研究が必要。




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