2013年8月27日火曜日

診断への自信過剰は、診断正確性と一致せず、追加検討も行われない

医師の診断正確性と自信満々さ、すなわち、confidenceとの関連性

その2つはかならずしもマッチしておらず、診断が外れても、毅然と診断に自信をもち、追加的検討がなされないことがある。過剰な自信は、誤った理由付けの認識がなされてないわけである


Physicians’ Diagnostic Accuracy, Confidence, and Resource Requests
A Vignette Study
Ashley N. D. Meyer, et. al.
JAMA Intern Med. 2013;():-. doi:10.1001/jamainternmed.2013.10081.

【目的】   医師の診断キャリブレーションで、定義として診断正確性と、その正確性へのconfidence、そして、診断プロセスの作成変化と、臨床症例像の診断困難性増加変化

【デザイン・セッティング・被験者】
オンラインの医師コミュニティーからの一般内科医を登録し、4つの以前確認された診断困難臨床症例像の診断を問う( 2つは容易、2つは困難)

症例をウェブベースフォーマット提示、4連続相疑似診断解決:病歴、身体所見、一般的検査データ、確定診断検査
いずれの相でも、医師は1−3の鑑別診断を残し、confidence判断を記録する。
確定診断検査データ提示前、医師は、どの症例の診断でも必要とする追加リソース同定を問われる (ie, 追加検査、セカンドオピニオン、その辺の人に聞くこと、リファレンス、, 照会、リファレンス・マテリアル)

【主要アウトカム】
診断正確性(スコア 0 or 1)、診断正確性 (0 - 10)、 診断のキャリブレーション、追加リソース要求の有無

【結果】
米国内の地域的に広範囲の118名の医師
正確な診断は 容易症例 53.3%、 困難症例 5.8% (p < 0.001)


容易例と困難例間で。診断正確性の大きな差があるが、confidence上の違いは比較的少ない  (7.2 vs 6.4 out of 10, for easier and more difficult cases, respectively) (P < .001) 、そして臨床的に有意でない程度。


全体からみると、診断キャリブレーションは、より診断困難例で悪く  (P < .001) 、 そして、診断は正確だと過剰な自信にもとづくと特性化さ

confidenceが高いほど、追加診断検査要求が少ない (P = .01);より難問題症例では、追加reference material要求が多くなる (P = .01)


【結論】
この研究結果では、医師の診断への自信レベルは、その診断正確性・症例困難さとも比較的insensitiveである。 
このミスマッチの認識こそが、診断間違いをしている困難症例での再検討されない理由となる。



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