2013年8月28日水曜日

type 1 HCV肝炎 ・・・インターフェロンさよなら?: Sofosbuvir+リバビリン(体重ベース vs 低用量)治療ベネフィットみとめる 




"Sofosbuvir ribavirin for hepatitis C genotype 1 in patients with unfavorable treatment characteristics"
Anuoluwapo Osinusi, , et al
JAMA 2013; 310(8): 804-811; DOI: 10.1001/jama.2013.109309.

単一施設ランダム化2部分オープンラベル第2相試験
HCV genotyp 160名の治療naiveのC型肝炎患者登録

介入
part 1 : 中等度肝線維症10名を sofsbuvir 400 mg/d + ribavirin 体重ベース投与量 ×24週間

part 2 : 肝線維症全ステージ患者50名を 1:1配分
・sofosbuvir + ribavirin 体重ベース投与量 もしくは ribavirin 600 mg/dの低用量


主要アウトカムと測定:プライマリ研究エンドポイントは、治療完遂24週後のHCVウィルスload検出不能患者比率(SVR24)


part 1研究、9名 SVR24 (90%, 95% CI 55%-100%)
part 2研究、体重ベース投与量群 7名(28%) 、低用量群 10(40%)で、治療完遂後再発。 SVR24率はそれぞれ68% (95% CI, 46%-85%)、48% (95% CI, 28%-69%; P = .20) 。


20名のpharmakokinetic-viral kinetic substudy において、SVR群より再発群では、感染ウィルス消失率緩徐(clearance, 3.57/d vs 5.60/d; P = .009)


最頻度副事象は、頭痛、貧血、疲労、吐き気

grade 3イベント (貧血、好中球減少、吐気、低リン血症、胆石、膵炎) 7例
副作用による中止なし

【結論】今までの治療反応予測要素で不良と想定される患者群で、このsofosbuvir+体重ベース・低用量ribavirinのSVR24はそれぞれ68%、48%

0 件のコメント:

コメントを投稿

noteへ実験的移行

禁煙はお早めに! 米国における人種・民族・性別による喫煙・禁煙での死亡率相違|Makisey|note 日常生活内の小さな身体活動の積み重ねが健康ベネフィットをもたらす:VILPA|Makisey|note