がん性病変切除は議論不要だが、良性病変管理法に関して未知・不明瞭なところ・議論対象の部分がある。
検診プログラムが広がり、新しい技術が開発される中、未知の臨床的意義づけを議論する必要があり、特に、鋸歯状ポリープの部分が議論の主役となっている。
New polyps, old tricks: controversy about removing benign bowel lesions
BMJ 2013; 347 doi: http://dx.doi.org/10.1136/bmj.f5843
(Published 8 October 2013)
・腸がん検診により良性ポリープ切除ケースが増加している。
・ほぼ腺腫への関心だったが、現在、sessile serrated adenoma/polyp(SSA/P:鋸歯状病変)にまでその検討対象が広がっている。<参考:http://www.jsccr.jp/topics/atl_10.html>
・SSA/Pは、腺腫ほど関心をもたれてなかったが、バイオプシーのリスクが高い。
・現行のコンセンサスガイドラインでは、5mm超の鋸歯ポリープ切除が推奨されている。
・切除に関わる高リスクは、ベネフィット・ハームバランス上に成り立つ
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