2013年10月28日月曜日

国際Genmoicsアルツハイマー・プロジェクト:新規関連遺伝子発見など新知見

2011年4つのアルツハイマー病遺伝子学に関する最大研究consortiaで、関連する遺伝子発見とマップ作りを目的とした、最大の国際的アルツハイマー病genetics共同作業、 International Genomics of Alzheimer's Project (IGAP)

15ヶ国、2万5千5百アルツハイマー病患者からの遺伝子情報、4万9千名あまりの対照で、two-stage meta-analysisを行い、後年発症アルツハイマー病関連ゲノム領域新知見成果


アミロイド:SORL1, CASS4
タウ:CASS4, FERMT2


新規発見部分は、免疫・炎症と関連:HLA-DRB5/DRB1, INPP5D, MEF2C
これは、既発見部分の経路CR1, TREM2に追加された知見となる。

cell migration: PTK2B
脂質輸送・endocytosis :SORL1

以下は新知見:
・海馬シナプス機能 (MEF2C, PTK2B)
・cytoskeletonや axonal transport (CELF1, NME8, CASS4)
・myeloid and microglial cell function(INPP5D)


新しい関連HLA-領域として HLA-DRB5/DRB1 regionで、ゲノムの最も多いcomplex partで、免疫、炎症反応での役割を果たし、多発硬化症・パーキンソン病との関連性は指摘されていた。治療ターゲットになる可能性がある。




Nature Genetics Letter
Meta-analysis of 74,046 individuals identifies 11 new susceptibility loci for Alzheimer's disease
Nature Genetics (2013) doi:10.1038/ng.2802
Received  13 March 2013
Accepted   27 September 2013
Published online   27 October 2013
http://www.nature.com/ng/journal/vaop/ncurrent/full/ng.2802.html

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