キーとなるシナプス蛋白発現に関わるゲノム調整機構により、認知症リスク増加関連するという報告
すなわち、糖尿病に関連したepigenetic changeが、遺伝子発現異常、すなわち、認知症に関連するゲノムの、結合関連クロマチン関連異常をもたらす。
2型糖尿病食事誘因病型次第で、脳内のHDAC(histone deacetylase)のclass 2a発現増加する場合がある。oligometric beta-amyloid蛋白誘導性シナプス異常しやすさをもたらすものと言える。
死後24時間での剖検ヒト脳HDAC発現研究解析にて、糖尿病・非糖尿病で、糖尿病では、 Class IIa HDACは、対照のほぼ2倍。PSD-95、synaptophysin測定では、糖尿病では対照の半減。結果、Pasinettiらは、食事誘発糖尿病マウス(C57BL/6Jマウス)の脳内のHDACレベルを検討となった。海馬部分のin vitro研究で、oligometric βアミロイド蛋白発現時、fibril形成・ヒトではプラークとなり、ADなどと関連するわけだが、これが、認知機能障害マーカーでもあるlong-term potentiation減少を示す。
糖尿病と認知症における、イベント的シナプス機能障害を生じるをシステムとなる仮説の確認
Epigenetic mechanisms linking diabetes and synaptic impairments
Jun Wang et. l.
Published online before print October 23, 2013, doi: 10.2337/db13-1063 Diabetes October 23, 2013
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