薬剤に含まれるナトリウムが多いほど、心血管疾患イベント生じるか?
やはり、毎日服薬すると、有意な影響を与えるようである、特に、高血圧のオッズ比なんて7倍以上。
Association between cardiovascular events and sodium-containing effervescent, dispersible, and soluble drugs: nested case-control study
BMJ 2013; 347 doi: http://dx.doi.org/10.1136/bmj.f6954 (Published 26 November 2013) Cite this as: BMJ 2013;347:f6954
1 292 337 名、平均フォローアップ7.23年間
心血管イベント総数 61 072患者数を対照とマッチ化
プライマリエンドポイント:非致死性心筋梗塞、非致死性卒中、心血管死発生率
このプライマリエンドポイントについて、ナトリウム含有薬剤使用にて、補正オッズ比 1.16(95%信頼区間 1.12−1.21)
セカンダリエンドポイント:高血圧・心不全発生、全原因死亡率
セカンダリエンドポイント補正オッズ比に関し
・全原因死亡率 1.28 (1.23 to 1.33)
・高血圧 7.18 (6.74 to 7.65)
・心不全 0.98 (0.93 to 1.04)
・非致死性心筋梗塞 0.94 (0.88 to 1.00)
・血管血管死 0.70 (0.31 to 1.59)
コホートエントリー日付である初日からイベントまでの期間中央値は、3.92年
ナトリウム含有製剤(発泡剤、水和剤、溶剤)の暴露は、それを含まない製剤に比べ、心血管イベント・オッズ有意に増加。
リスクを上回るベネフィットのあることが明らかな場合のみ、ナトリウム製剤は、留意しながら処方すべきである。
・非致死性卒中 1.22 (1.16 to 1.29)
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